「夫婦共働きで家を空ける時間が多い」
そんな家庭で活躍してくれるのが宅配ボックス。「設置してみたいけど、重くて場所取りそうだし我が家では難しそう」という理由で諦めていないでしょうか。僕も最初は宅配ボックスってロッカーのようなゴツイ金属製の箱をイメージしていたんですが、調べてみると吊り下げ式のものをはじめ、もっと軽くて省スペースな宅配ボックスも存在していたので早速購入してみました。
今回はその中の「レシーボ」という宅配ボックスを実際に購入したレビューをしていきたいと思います。ちょっと使う上で注意しないといけないな、と感じた部分もあるのでぜひ設置するうえでの参考にしていただければと思います。
- 宅配ボックス「レシーボ」の特徴
- 宅配ボックスの仕組みと印鑑の必要性
- 在宅時でも宅配ボックスは使える!
- レシーボを玄関に設置してみた
- 宅配ボックスを固定するワイヤーを新規購入
- レシーボのセキュリティ面について考える
- まとめ
宅配ボックス「レシーボ」の特徴
- 材質はポリエステル
- 防水性
- 未使用時は折りたたみ可能
- 吊り下げ使用時でも10kgまで耐える
などなど。さすがに金属と比べると頑丈さでは劣りますが、軽くて折りたたみもできるコンパクトさを持ちながらもそこそこの丈夫さを備えるという点が魅力的です。
値段がお手頃なのもいいですね。
宅配ボックスの仕組みと印鑑の必要性
宅配ボックスを設置する上で準備しておかなければならないものが1つあります。それは朱肉の要らない印鑑。100均でも買うことができます。宅配ボックスの仕組みってざっくり言うと
- 宅配ボックスに印鑑と開錠された南京錠をセット
- 配達員さんが宅配ボックスに荷物を入れる
- 配達員さんが中の印鑑を使って伝票に押印
- 配達員さんに宅配ボックスの南京錠を閉めてもらう
- 自分が帰宅したら鍵を使って南京錠を開錠して中身を取り出す
こんな感じ。僕も宅配ボックスを買う時に初めて仕組みを知ったんですけど「印鑑って自分で押さなくてもいいのか」とか色々発見がありました。
↑ちなみに、レシーボの上面にはちゃんと配達員さんに分かるように使い方の手順が記載されています。
まあ、配達員さんにとってはわざわざ説明されてなくても宅配ボックスについて熟知しているのかもしれませんけどね
在宅時でも宅配ボックスは使える!
↑レシーボに付属してきたシールを見て気付いたんですが、宅配ボックスって在宅時に入れてもらうのもアリなんですね。言われてみれば確かにそうだなと思うんですけど、意外と気付かないメリットじゃないでしょうか?
恥ずかしい話ですけど、夏場は裸で部屋の中をウロウロしてたりしますし、そんな時わざわざ服を着て荷物を受け取るのって結構面倒じゃないですか。そういう時に宅配ボックスに任せられるのは見逃せないメリットの1つだと思います。
レシーボを玄関に設置してみた
↑折りたたんだ状態だとここまで薄くなります。組み立ても手で押し広げるだけなので簡単!
↑ボックスの中はこんな感じ。写真上部の黒枠部分は内ポケットになっており、ここに印鑑や南京錠を入れておきます。
また、容量に関しては
縦長タイプ(高さ50cm)で大容量の70L。ペットボトル2Lが12本、立てていれられ、さらに缶ビール350ml×24本入りのケースも収まるくらいのスペースもあります。
引用:【楽天市場】【送料込】グリーンライフ 折りたたみソフト宅配ボックス レシーボ TRO-3452 BR:デイリーグッズショップ
とのことで、少なくとも今までこんな大きいサイズの物を注文したこともないので申し分ありません。
↑最終的には玄関にこんな感じで設置してみます。写真右側の柵の部分にワイヤーを通して固定する予定。購入前にワイヤーを通せるポイントがあるかは要チェックですね。
宅配ボックスを固定するワイヤーを新規購入
レシーボに付属するワイヤーの問題点
さて、購入時にAmazonレビューを見ていると箱を持っていかれないように固定するために使う付属のワイヤーが心許ないという意見が結構見られました。
なので僕もワイヤーは宅配ボックスとは別に新しく購入したのですが、実際レシーボに付属してくるワイヤーがどんなものかを写真付きで紹介しておきたいと思います。別のワイヤーを買う必要があるかどうかの参考にしてみてください。
↑こんな感じです。ざっくり計ってみたところ全長は2m程度。長さの面では特に問題はないと思われますが…。
↑問題はこのワイヤーの細さ。触った感じではそれなりにしっかりした芯は入っていそうですが、ご覧の通り普通の工作用ハサミでも切断できそうな危うさを感じます。
※実際に切断できるかどうか試したわけではありません
仮にハサミで切れないにしても、ニッパーなどを使われると完全にアウトでしょうね。レビューの通り、付属のワイヤーをそのまま使うのにセキュリティ面で不安があるというのは僕も同感です。
新しくワイヤーを購入する時の注意点
では、別の丈夫なワイヤーを購入しようとなった場合、ワイヤー選びをする上で注意点があります。それはワイヤーの直径(太さ)です。僕はちょっとこれで失敗したので、以下実際に買ったワイヤーと併せて失敗例を紹介させていただきます。
↑僕が購入したワイヤーロックはこちら。頑丈さで言えばレシーボ付属の物とは比較にならないと思うので安心です。
↑実物を見るとなかなかのゴツさ。5桁のダイヤルロック式です。
しかし、いざ使おうとして問題発生。
↑ワイヤーを通すベルトの穴に入らない!
これは完全に盲点でした。レシーボ付属のワイヤーが細いので、それを通すための穴も小さいんです。計ってみたところ、穴の直径は約2.5cmほど。新しいワイヤーロックを導入する場合は、この太さを目安に選ぶ必要があります。
↑その後、結局僕はベルトの穴ではなくベルトそのものにワイヤーロックを通して使用しています。一応物理的にはロックできているので問題はない…はず。
ベルトが布製である問題
ここまで設置してみて気付いたのですが、上記のベルト部分やワイヤーを通すベルトの穴部分は布製なんですよね。なので、いくらワイヤーロックを頑丈にしても布の部分を切断されてしまえば元も子もない…という気はします。
レシーボのセキュリティ面について考える
ベルト部分が布製という点もそうですが、そもそも本体がポリエチレン製なので、破壊しようと思えばできなくはありません。セキュリティ面が金属製の宅配ボックスに比べて絶対的に劣ることは仕方ないと思います。
コンパクトさを得る代わりにどこまでセキュリティ機能を落とすことを許容できるか、というところですよね。あとは宅配ボックスをどう使うか。
個人的にはそもそも生モノや貴重品のように、どうしても宅配ボックスでは受取り辛いものもあるわけで、どうせ全てを宅配ボックスに任せることはできないんだと割り切って受取手段の1つとして使っていきたいと思っています。
まとめ
というわけで、宅配ボックス「レシーボ」のレビューでした。改めてこの宅配ボックスをおすすめしたいのは
- なるべく場所を取らない宅配ボックスが欲しい
- 多少のセキュリティ面での不安は気にしない
こんな方。何時に届くか分からない宅配便を受け取るために外出できないストレスを解消するアイテムとしてぜひ導入してみてください。