2015年に愛・地球博記念公園での開催を皮切りにして各地で開かれているジブリの大博覧会。2018年4月7日から7月1日までの期間は兵庫県が開催場所となっています。
会場は兵庫県立美術館。ちょうど地元だったので遊びに行ってきました。写真とともに感想をまとめたいと思います。
ジブリの大博覧会写真
兵庫県立博物館は阪神電車の岩屋駅から南へまっすぐ行けばすぐ見えてくるのでまず迷いません。目印はこのカエル。デカい。
館内はほぼ撮影禁止ですが、一部撮影許可されているエリアもあります。こちらが入口。まっくろくろすけが可愛いですね。
と、一番最後の飛行船があるエリアは撮影が可能です。
これ以外で撮影ができるのはネコバスがあるエリアでのみ。ネコバスの中に入っての撮影が可能なんですが、かなり人が密集するエリアなので並ぶのが大変です。
混雑状況
僕は日曜日に遊びに行ったのですが、なかなかの混雑具合でした。あえて昼時を狙って行ったので他の時間帯と比べると若干人は少なかったはずなんですが、それでも落ち着いて観ることはできないレベル。その後14:00頃にはさらに美術館へ向かう客足が増えてきていたので、本当にジブリ好きな人なら有休を取って平日人が少ない時にでも訪れないと心行くまで楽しむことは難しそうです。
最後には限定品などを扱うグッズ販売のコーナーもあるのですが、レジも長蛇の列で下手すれば展示部分を全部観るのにかかる時間よりもレジに並ぶ時間の方が長くなりそうな勢いでした。あと、グッズ販売している場所が空調が利かないようで、人の密集具合と併せてかなりの暑さ。これから行く予定の方は心の準備をしておいた方が良いと思います。
妻も限定シャツが欲しかったらしいけどレジが長すぎて諦めてた
展示の感想
作品の予備知識
こんな記事を書いておいてなんですが、僕自身はそこまでジブリ作品が好きなわけではありません。今回は妻に誘われて行った形。実際に最後まで観た作品は
- となりのトトロ
- 魔女の宅急便
- 火垂るの墓
- 紅の豚
- 千と千尋の神隠し
- かぐや姫の物語
ぐらいでしょうか。他にはナウシカ、ラピュタ、耳をすませばあたりを断片的に観た程度。最近の作品ではタイトルすら知らないものもあったぐらいです。ただ、この程度の予備知識でも雰囲気を楽しむには十分だと思います。どの作品も割と平等に展示スペースが確保されていたので、いくつかの作品だけでも抑えていれば見所は十分あります(ネコバスの単独コーナーのように特別知名度の高い作品に対する扱いが違う部分はありますが)
文字による解説部分の多さ
気になった点として、各作品の宣伝ポスター展示のコーナーなどビジュアル面で楽しめる部分はもちろん多いのですが、製作の裏話など文章で説明されているコーナーも多いという点。今まで何回かこの手の企画展に足を運んだことがあるのですが、他と比べてジブリの大博覧会では立ち止まってじっくり読む人が多い印象でした。混雑具合について上述しましたが、スタッフの方にはなるべく立ち止まらず少しずつ進んでもらうよう案内されますので、そういう理由でゆっくり観辛い部分があります。
ただ、通路は割と広めにとられているので、先に進みたければ立ち止まっている人たちを追い越して進めるようにはなっていました。その場合流し見しかできなくなりますが、30分程度で展示部分を最後まで抜けることができました。
客層
極端にご高齢の人や小さい子どもは少ない印象でした。10代後半~40代ぐらいの人がメインだった気がします。男女比は半々ぐらいでしょうか。1人で来ている人はほとんど見かけませんでしたが、1人で訪れている人がいても全く気にならない雰囲気です。むしろ1人の方が自分の気になる場所を重点的に観ることができるので良さそうです。全部観ようとすると時間も体力もとてももたないと思うので、混雑している中で遊びに行く予定の人は「ここだけは譲れない!」という場所を絞るのが重要な気がしますね。
さいごに
兵庫の次は広島で開催されるみたいですね。ジブリ好きでまだ行けていない方は訪問しやすい場所で開催されている時に足を運んでみてはいかがでしょうか。