安産祈願で有名な兵庫県宝塚市の中山寺。
妻が妊娠5ヶ月目に入ったので、風習に倣って安産祈願に行ってきました。今回は一番値段が高い「安産特別祈祷」を受けてきたので、その辺りも含めて感想を綴りたいと思います。
中山観音駅から中山寺までの道のり
中山寺の最寄り駅は阪急電車の中山観音駅。駅からは徒歩5分程度ですぐ到着するのでアクセスのし易さは良好です。
道中は緩やかな上り坂になっていますが、妊娠されている方でもそこまで負担に感じることはない程度の勾配だと思います。
↑階段の部分にもこのようにエスカレーターが併設されており、妊婦さんをはじめ、体の不自由な方への配慮がなされた作りになっています。
安産祈祷と安産特別祈祷の違いについて
さて、中山寺へ安産祈願に赴く上で最も気になるポイントは安産祈祷と安産特別祈祷のどちらを選択するか、というところだと思います。今回、僕たちは安産特別祈祷を選択したのでそちらの感想になるのですが、簡単に両者の違いを比較しておくと以下の通り。
安産祈祷の内容
- 祈祷料:7000円
- 本人への祈祷:なし
- もらえる腹帯の数:1本
安産特別祈祷の内容
- 祈祷料:20000円
- 本人への祈祷:あり
- もらえる腹帯の数:2本
安産祈祷と安産特別祈祷の違い
つまり、通常の安産祈祷に13000円上乗せすれば「本人への祈祷+腹帯もう1本」の特典が付いてくるというわけですね。中山寺のホームページでも内容を確認できます。
前述の通り、僕らは安産特別祈祷を選択したので、この「本人への祈祷」の内容についてもう少し掘り下げておきたいと思います。
安産特別祈祷の「本人への祈祷」の内容
受付のタイミングと待ち時間について
まず、安産特別祈祷は戌の日・大安・土日祝日の場合は9:40~16:20の間の40分刻みでの受付となっているので注意が必要です(予約は不要)
僕らはちょうど15:40の回をギリギリ逃してしまい、最終回の16:20まで40分近く待ち時間が発生することになってしまいました。
もし待ち時間が発生してしまった場合は、中山寺の周辺を散歩してみるというのもいいかもしれませんね。ただ、僕らが参拝したこの日のこの時間はちょうどゲリラ豪雨に見舞われてしまったので散歩は断念して待合室で静かに待機していました。
↑祈祷場の周りはこのように多くの座る場所が用意されており、ここでもやはり妊婦さんに対する気遣いがなさているように感じました。屋外ながら屋根が付いているのも嬉しいですね。
また、この他にも余り広くはありませんが空調の効いた屋内の待合室もあり、快適に待ち時間を過ごすことができました。
なお、僕らは戌の日でも大安でもない普通の土曜日に参拝に行き、しかも16:20の最後の回だったため同時に安産特別祈祷を受けに来た人は誰もいませんでした。
どちらかと言うと子連れで参拝している人が目立っていたので、安産祈願ではなく、お礼参り・母子息災祈祷に訪れている人が多かったのかもしれません。
本人への祈祷について
この日は50人程度収容できそうな祈祷場に僕と妻の2人だけ。
仏間特有の荘厳な雰囲気も相まって、なんとも背筋が伸びる思いでした。内容としては祈祷と、簡単な説法をいただくのと、腹帯やお守りなどの授与と扱い方の説明。全部合わせて20分程度で終わります。
恥ずかしながら、僕は仏事に関する知識は全くないのですが、祈祷時は指示に従っているだけでいいので特に問題はありません。基本的には必要な所作は合掌するか頭を下げるかぐらいでしたね。
さいごに
おそらく戌の日や大安の日に安産祈祷を受けに来るとかなり混雑しているのではないかと思われます。僕らはその辺りを気にせず安産祈願に来たので結果として僕らのためだけに安産祈祷をしていただける形になったので、大勢の中で同時に祈祷を受けるよりもこれはこれで良かったのでは?と思いました。
お寺の方には2人だけのために時間を割いてもらって申し訳ないですけどね
中山寺は関西では有名な安産祈祷ができるお寺の1つなので、近郊にお住まいで出産を控えている方は足を運んでみてはいかがでしょうか。