ラスボス直前。いよいよクライマックス。さあ、いざ行かん・・・という時にそのゲームを辞めてしまった経験はないでしょうか。
こんなもったいないことしてるの僕だけだよな、と思ってふとネットサーフィンをしていると、意外とこの話に共感が集まっていて驚きでした。
実例
覚えている限りでは以下の2つのゲームをラスボス直前で辞めてしまいました。
- クロノトリガー
- ファイナルファンタジー4
厳密にはラスボス直前で辞めたと言うよりは、一度ラスボスに挑んで勝てなかったので辞めた、が正しいです。
ゲーム中盤で全滅したからといってそこでプレイを辞めることはまずないんですが、ラスボスに負けてしまうとなぜか辞めてしまう。我ながら本当に謎です。
強調しておきたいのは、この2つのゲームはどちらも名作で大いに楽しませてもらったということ。特にクロノトリガーは大好きなゲームです。サブイベントの回収も一通りする程度にはやり込みました。
にも関わらず、1回ラスボスに負けただけで辞めてしまったんですよね・・・。決してつまらなかったわけではないのに。なぜ辞めてしまうのか、その理由を説明できないでいます。
完結しないストーリー
特にRPGはエンディングを迎えて初めてストーリーが完結するので、それを見ないことには不完全燃焼となってしまいます。
まあ、クロノトリガーは友達がプレイしていたのを見ていたのでエンディング(正規のムーンライトパレードのヤツ)も知ってはいるんですが、やはり自分でクリアして見るエンディングを見ないことにはモヤモヤしたものが残ります。
なのに辞めてしまう。やっぱり理由が説明できません。
他の人の事例
ちょうど去年の年末から嫁がドラクエ8をプレイしていたんですが、嫁もラプソーンに挑む直前で辞めてしまいました。
つい先日その理由を聞く機会があったのですが「終わってしまうと思うと寂しくなった」だそうです。
なるほど、そういう考え方もあるのか!と目から鱗でした。ネット上で見ても一定数そういう理由でラスボス直前に辞めてしまう人がいるみたいですね。こんな感覚があったとは驚きです。
でも、僕自身が辞めてしまうのはこの理由とは違う気がする
終わって欲しくない物語
僕がこの理由に共感できたのは、小説を読んでいる時に「ああ、読み終わりたくないな」と感じることが非常に多いからです。
ゲームではないんですが、小説の残りページが少なくなってくると「結末が気になる。でも、この登場人物たちと別れたくない!」なんて考えてしまいます。
まるで人との別れを惜しむような感覚、と言えばいいのでしょうか。
寂しいですが、こういう疑似体験をさせてくれる小説は大好きです。これと同じ効果がゲームにもあるのかもしれませんね。
残念ながら僕はピンときませんが
さいごに
でも、実は右が本体だってのは反則だと思う
以上!