あなたは、自分ばかりに家事の負担がかかっているという不満を抱えているでしょうか?
特に共働きの夫婦だと条件が同じなだけに、パートナーが家事を手伝ってくれないことに腹が立つこともあると思います。
そこで、今回はそんな不満を解消するための一歩を踏み出すのに役立つ話をご紹介。
本当に自分だけが大変な思いをしているのか?
まず、「自分ばかり家事をしていて不公平だ!」というのが事実かどうかを確認してみましょう。
人は他人からしてもらったことは忘れやすく、他人にしてあげたことはいつまでも覚えている性質がありますから、もしかしたら感覚では自分の方がたくさん家事をやっているように思えても、実際はそうでもないかもしれませんよね?
そこで、こんなシートを活用してみてはいかがでしょうか。
※自分の家庭で行っていない項目も沢山あると思いますが、ひとまず該当する項目だけでやってみると良いと思います。
まず、現状を可視化することから始めることが大切です。
- 予想通り、自分の方が圧倒的に負担がかかっている
- 調べてみると、パートナーも同じぐらい頑張ってくれていた
- 実はパートナーの方にかかっている負荷の方が多かった
などなど、どんな結果が出ても構いません。
この結果を足掛かりに、「自分ばかりが損してる!」という不満と向き合うことができるはずです。
ちなみに、共働き子どもなしの僕がやってみたところ
- 僕:25
- 嫁:34
という結果になりました。(2人でやっている項目は両方に+1)
ちょっと予想していたより任せきりになっている結果です・・・
ケースごとの対処法
予想通り、自分の方が圧倒的に負担が多かった場合
家事が楽しんでできているならともかく、そうでないのならやはりパートナーと話し合うのが一番だと思います。
嫌々家事に取組む生活を、相手に相談もできないまま続けるなんてどう考えても健全じゃありません。
ここで相談できないほどの関係に陥っているのであれば、問題は単なる家事の負担の話以上に根が深いと思います。
二人の関係を根本から見直す必要がありそうですね。
思っていたよりもパートナーが手伝ってくれていた場合
一方、自分が思っているよりも相手がたくさんのことをしてくれたいた場合。
まさに上で書いた通り、相手にしてもらったことは忘れやすいということです。
これに気付くことができるだけでも、上のタスク表を集計する価値はあるのではないでしょうか。
パートナーへの感謝を忘れて、なんで自分ばかり大変な目に・・・という気持ちが続いていけば、お互いの信頼関係は大きく揺らぐことになります。
大変なのはお互い様かもしれない。
そんな気持ちを忘れないためにも、自分の主観ではなく客観的な指標を用いて現状を把握することが大事だと思います。
さいごに
今回紹介した家事育児タスク表では、子どもに関するタスクが多く入っていました。
僕は子どもがいないので想像でしかありませんが、やはり育児の負担を巡っての軋轢も不公平感が出てしまうと苦しいものになるんでしょうね。
繰り返しになりますが、相手への感謝を忘れそうになった時は、自分の主観ではなく客観的な指標を用いて現状を把握することが肝要だと思います。
以上!
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