かつて確かに自分の居場所だった場所「実家」
でも、年齢とともに自分の中での実家の立ち位置って変わっていくものですよね。
実家を出て10年になる僕が実家に対して思うことをまとめます。
大学生の時に実家を出た
僕が初めて実家を出たのは大学生の時でした。
通称「陸の孤島」と呼ばれる大学の寮が僕の初めての1人暮らしの舞台でした。
光熱費込みで月3000円と言う破格の値段。
その分、風呂、トイレ、キッチン全て共用。女性立ち入り禁止。
1R(5畳)で病室のような構造のプライバシーもクソもない空間でした。
ということで、独り暮らしは実家のありがたさを感じるところからスタート。
独り暮らし後の実家
とはいえ、実家からそう遠くない場所での独り暮らしだったので月に一度ぐらいのペースでは帰っていました。
また、一時期ニートだった時には一時的に実家に帰ったりもしました。
着かず離れず実家と関わる生活を続ける感じ。
ですので、初めて実家から出て7,8年は経っていましたが、それでもどこかまだここが自分の居場所であるという感覚があったように思います。
そこから明らかに感覚が変わったのはやはり結婚してからでしょうか。
実家の部屋が物置に
先日、ふと実家に帰ると自分の部屋が完全に物置と化してました。
その瞬間、「あー、ここはもう自分の居場所じゃないんだな」という感覚が一気に湧いてきました。
伝わるでしょうか、この感覚?
そんな元自分の部屋を漁ると色々出てきました。
大学時代の趣味。ゆるキャラ
なんだろう、これ。チョコレート?
球状のガムがたくさん入っているガチャガチャを彷彿とさせます。
沖縄テイストな棚
ずいぶんと日に焼けたパズル
いやー
ノスタルジーの塊な空間でした!
それでも人は生きていく
場所と形は変わりましたが、今には今の居場所があります。
考えてみれば幸せなことだと感じました。
世の中、居場所のない人もいれば、物理的には家があってもそこが居場所じゃないと感じている方々もいますからね。
今後形が変わっても自分の居場所があり続けることを切に願います。
さいごに
親がいなくなった後の実家をどうするか問題って、金銭的な問題もそうですけど感情的な問題で割り切って考えるのが難しいんでしょうか。
ドライにいきたいところですが、いざとなると果たして冷静に考えられるか不安です。
以上!
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