これぞボードゲームと言った雰囲気が魅力の「ブロックス」について紹介していきます。
特にボードゲームにこんな要素を求めている人におすすめ!
- 運よりも実力で勝負したい
- ワイワイ盛り上がってやるより、じっくり考えるタイプのゲームが好き
- 長時間遊べるゲームが欲しい
コツがあるゲームなので、同じぐらいのレベルの人で集まってプレイできるのが理想ですね。また、男女問わず楽しめるという点も特徴です。
以下、ゲームの内容を詳しく見ていきますね。
個人的ゲームスペック
- 遊べる時間 :★★★★★
- 運の要素 :★☆☆☆☆
- テンポの良さ:★☆☆☆☆
- 盛り上がり度:★★☆☆☆
ブロックス概要
ルール
様々な形をしたブロックが各プレイヤーに配られます。
こんな感じ!
テトリスに出てくるブロックをイメージしてもらうと分かりやすいです。
「このブロックを各プレイヤーが1ターンに1個ずつ順番に配置していき、最終的にたくさん盤面上に置けた人が勝ち」というのが基本ルールとなります。
シンプルですね。
しかし、ルールの肝となるのがこちら。
ブロックの配置ルールについて図で表してみました。
それぞれ説明させてもらうと、
まず、「自分のブロックをくっつけて置くことはできない」んです(NG左側)
逆に、完全に離しておくこともできません(NG右側)
斜めに隣接するような形でのみ、配置することが可能です(OK左側)
また、他のプレイヤーのブロックとは隣接させることが可能です(OK右側)
どうでしょうか?基本ルールは「いかにたくさんブロックを置けるか」というシンプルなものですが、このちょっと捻りのある配置方法のルールだけで一気に考え方が難しくなるのがブロックスの醍醐味です。
ちなみに、スタートは必ず盤面の四隅にブロックを置かなければならず、そこから自分の陣地を広げていくようなイメージです。
盤面の中央を目指すか、相手の陣地に突撃するか、考えるのが楽しい!
最終的に使いきれなかったブロックのマス目が少ない人が勝ちになります。
なんとなくイメージしていただけたでしょうか?
プレイ人数
パッケージを見てもらえると分かる通り、赤、青、黄色、緑の4色のブロックがあるのでプレイヤーは4人が基本です。
が、一応2人から遊べるようになっています。
5人以上で遊ぶのには向かないことと、3人でも四角い盤面で遊ぶ以上バランスが悪いので人数の融通が利きにくいというのはちょっとデメリットではあります。
安定して4人で遊べる環境にあるなら、買っておいて損はありません。
ボードゲーム会を開催する場合、ブロックスはプレイ時間が長め(1~2時間)なので、複数のゲームを準備した場合のメインに据えることができそうです。
実際に遊んでみた感想
配られたブロックを全て配置することは至難の業です。
自分の配置の仕方も重要ですが、相手のレベルが高いと理想の配置を妨害されてしまうので、その辺の兼ね合いで置けなくなるブロックが出てくる場合がほとんど。
それだけに、全部置ききった時の達成感は格別です。
また、ちょっと変わった遊び方になりますが、8人いる場合、チーム戦として1つの色を2人交互に置いていくという楽しみ方も可能です。
自分の番がなかなか回ってこないのでもどかしいですが、チーム内の相談を禁止してプレイすると「頼む、あそこに置いてくれ!」「え、なんでそこ置くの?」「やっぱりそこに置くよな!」というハラハラ感が味わえるのでおすすめです。
さいごに
ボードゲームの中にはスピード感があるゲームもあります。
カルタをイメージすると分かりますが、反射神経を必要とするゲームは得手不得手がはっきり分かれますよね。
僕は頭の回転が遅いので、そういったゲームは下手です。
一方、ブロックスはオセロや将棋に近いゲームなので、一手一手をじっくり考えて答えを出せるという点が魅力的。
瞬発力には自信がないけど、これならできそう!と言う方も多いのではないでしょうか?
そんな方はボードゲームで勝ち星を挙げられるチャンスなので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
以上!