自分の強みについて、ふと考えてみるも何も浮かばない・・・
そんな経験のある方って多いんじゃないでしょうか。
特にこの壁にぶつかりやすいのが、就活の時ですよね。
でも、冷静に考えて強みがない人間なんていないわけです。
自分が弱みと考えていることすら、別の視点から見ると強みになったりしますから。
というわけで、自分で考えているだけでは気付けない強みを探す方法について考えてみます。
視点1:他人に訊く
他人が自分をどう見ているか訊くことは、手っ取り早く別の視点を取り入れる方法ですよね。
とはいえ、普段冗談ばかり言い合うような友達に改まってそんな話をするのはちょっと恥ずかしい。
家族に訊く手もあるけど、贔屓目もあるだろうし、いまいち参考にならない。
そこでお勧めしたいのが、家庭や学校(職場)以外の第3のコミュニティに属することです。
幅広い年代の方が集まっている場所だとなお良し。
友達や家族程距離が近くないことで、逆に相談しやすいということはよくあるものです。
学校(職場)以外の人と関わることで視野も広がりますし、かなりおすすめな方法です。
ちなみに、僕は大学生時代に参加した100人100日ミュージカルがこの役割を果たしてくれました。
自分の興味がある活動をしているコミュニティを探してみるといいですね。
視点2:診断ツールに頼る
自分の強みを診断することができるツール、1度は目にしたことがあると思います。
適職診断なんかもそうですよね。
中でもお勧めしたいのがストレングスファインダーです。
何かというと、
ビジネスの世界で成功している人たちがなぜ成功しているのかを分析した結果、強みとなり得る要素を34の項目として定義した上で、その人が持つ強みの上位5つが何かを診断してくれるツールです。
統計の母数が多いので、そこら辺の診断ツールよりは信憑性があります。
このストレングスファインダーを受ける方法ですが、「さあ、才能に目覚めよう」という本に付属しているコードを使って、Web上で受けることができます。
ただし、コード1つにつき1回しか受けることができないので、新品の本を買わないといけない(1500~2000円)という制約がある点に注意してください。
ちなみに、この記事のアイキャッチ画像が僕のストレングスファインダー診断結果です。
ざっくり言うと、相手の顔色を窺って場の空気を読むのが上手いってことで、なかなか当たってるかと。笑
もちろん、この結果が全てではないので、自分にどういう強みがあるのかを把握する視点の1つとして取り入れるのが賢い使い方です。
「そういえば、過去にこういう成功体験があったけど、言われてみればこの強みと一致してるなあ。」
なんて気付きが得られれば、しめたものです。
視点3:今までやってこなかったことをやる
要は頭の中だけで自分の強みを考えているから、何も浮かばないわけです。
今までやったことないことに取組むと、嫌でもその過程で好き・嫌い・得意・苦手といったことが見えます。
これを繰返していれば、自然と自分がどんなシーンで力を発揮できるのか分かるはずです。
できれば3つ全部実践する
以上、自分の強みを知るための3つの視点について挙げてみました。
やはり多角的な視点から物事を見ることが大切なので、1つより3つを実践した方が、より自分の強みを明確にできます。
とはいえ、口で言うほど簡単ではないなのでまずは気になったところから試してみてはいかがでしょうか。