おばけキャッチというボードゲームをご存知でしょうか?
ざっくり言うと、純粋に頭の回転力の早さで勝負する実力重視のゲームです。
スピード重視でテンポ良く進むのが醍醐味のゲームで、じっくり長考して遊ぶゲームと比べて盛り上がりやすいのがポイント。
ワイワイ楽しみたいタイプの人にとってはかなりおすすめなので詳しく紹介していきますね。
個人的ゲームスペック
- 遊べる時間 :★★☆☆☆
- 運の要素 :★☆☆☆☆
- テンポの良さ:★★★★★
- 盛り上がり度:★★★★★
おばけキャッチ概要
ルール
- 白いおばけ、灰色のネズミ、緑色のビン、青い本、赤い椅子の5つの人形をテーブルに並べます
- 山札からカードを1枚めくります
- カードに書かれていた絵柄から、条件に合致する人形を早いもの勝負で取り合います(カルタや百人一首の人形版なイメージ)
- 正解の人形を取った人はめくったカードをもらえます。お手付きをした人は、正解した人にカードを1枚渡します。
- 最終的にたくさんカードを持っていた人が勝ち!
これで1サイクル。30秒ほどで終わります。あとはこれを山札がなくなるまで繰り返します。
プレイ人数
おばけキャッチ本体の説明書きを見ると、2~8人まで対応しているそうですが、個人的には3~5人で遊ぶのが楽しいと思います。
5つの人形を等距離に並べて取り合うので、8人もいるとちょっと公平にゲームするのは難しそう。
おばけキャッチのルールの肝
ルールのところで「カードに書かれている絵柄」と書きました。
これがくせ者で、正解の選び方には2種類のパターンがあるんです。
対象物が存在している場合
カードに白いおばけと青い椅子が描かれていた場合、白いおばけが人形に存在しているので、白いおばけを取ると正解になります。
これは分かりやすいですよね?
対象物が存在していない場合
カードに赤いおばけと緑のネズミが描かれていた場合、どちらも該当する人形(色と形が一致するもの)が存在しません。
この場合はちょっと複雑で、カードに描かれているものが全てハズレになります。
つまり
- 赤→赤い椅子はハズレ
- おばけ→おばけはハズレ
- 緑→緑のビンはハズレ
- ネズミ→ネズミはハズレ
となって、消去法で「青い本」が正解になります。
ちょっと何言ってるか分からないって?
実際にやってれば理屈はすぐ覚えられるんですけど、これをとっさに判断するのは滅茶苦茶難しいです。
これが頭の回転の早さ勝負と言う所以です。
運だけで得点を上げることはほぼできません。
ここが楽しいおばけキャッチ
「いっせーので」でカードをめくって、一瞬の間の後、全員で一斉に人形を取り合う。
このスピード感がドキドキしてたまりません。
かなり燃えます。
お手付きすると手持ちのカードを失うというルールもかなりシビアで、正確さを損なわずにいかにスピードを出せるかが勝負の分かれ目です。
個人的には、このお手付きルールのおかげでゲームの楽しさが一段階増しているように感じます。
ちょっと激しい勝負になりがちなので、どちらかというと男グループ(女グループ)で遊ぶ方が盛り上がります。
男女混合でやると遠慮して真剣勝負ができなくなりそうな気がします。(関係性にもよるでしょうが)
また、案外小さい子どもの方が強いかもしれませんね。
この手のゲームは年喰うとどうしても速度が鈍ります。
こんな人におすすめ
まとめると、以下の条件に当てはまるならおばけキャッチはボードゲームの中でもかなり有力な候補になること間違いなしです。
- 頭脳勝負より反射神経を活かした勝負が好き
- 短い時間で楽しみたい
- 落ち着いた雰囲気よりワイワイ盛り上がる方が好き
- 男グループ(女グループ)でボードゲーム大会をやりたい
複数のゲームを準備してボードゲームをやるなら、はじめに持ってくると場の空気を温められていいかも!
さいごに
ちなみに、僕はこのゲーム弱いです。
でも、楽しいんですよねー。
完全に主観ですけど、このゲームが強い人って、仕事もできる人が多いような・・・?気のせい?
とにかくおすすめです、おばけキャッチ。
以上!