ファイナルファンタジーシリーズではお馴染みのアイテム。エリクサー。
アイテム/【エリクサー】 - ファイナルファンタジー用語辞典 Wiki*
味方1人のHPとMPを全回復してくれるありがたいアイテムであると同時に、使われないアイテムの代名詞だったりもします。
僕もいざという時までとっておこうと思いつつ、結局最後まで使わないまま残っているパターンがほとんどです。
こういったエリクサーに対する扱いと、現実世界における物の管理について思うところがあるのでまとめます。
エリクサーを使えない理由は?
そもそも、なぜエリクサーを使うのに躊躇してしまうのでしょうか?
考えられる理由としては
- 希少性がある消耗品なのでもったいないと感じてしまう
- コストのかからないポーションとエーテルを組み合わせることで代用できてしまう
- 本当の大ピンチ時には上位互換であるラストエリクサーの方が有用
などが挙げられます。
言ってしまえば、役に立つには違いないが、有用性も入手のし易さも中途半端なんですよね。
現実世界におけるエリクサー
ここでゲームではなく、現実世界に目を向けてみます。
ざっと自分の部屋を見回してみてください。
使いどころはないけど、何かの役に立ちそうだからとりあえずとってあるもの、ありませんか?
そういったものは、まさにファイナルファンタジーの世界におけるエリクサーと同じ立ち位置だと思うんですが、それってつまりなくても困らないわけですよね?
もし、部屋の中でそんなアイテムが多く目につくようであればちょっと物の管理について見直してみた方がいいかもしれません。
「何かに使えそうだからとっておく」ような物を使う機会は、今後ほぼ間違いなくやってこないと思った方がいいでしょう。
ファイナルファンタジーと現実世界の違い
このエリクサー問題において、ファイナルファンタジーの世界と現実世界の最大の違いは「空間」に関する視点です。
ファイナルファンタジーの世界では使う予定のないエリクサーをいくら溜め込んでも保管場所に困ることはない(最大で99個までと言う制限はあるにしても)ですが、現実世界では使う予定のないエリクサーは限られた空間を占拠してしまいます。
家における空間だって自分が所有している財産なんですから、貴重な財産を使う予定のない物に奪われてしまうのはもったいないことだと思います。
現実世界のエリクサーになり得るもの
では、どんな物が現実世界でのエリクサーになり得るのか?
具体例を考えてみたいと思います。
上で挙げたケースになぞらえると
希少性がある消耗品
- 珍しい入浴剤
- 限定品の付箋
- 海外で買った食器
などなど、なんとなくもったいなくてずっと使えていないような消耗品はないでしょうか?
これらはどれも使ってこそ効果を発揮するもの。ただ保管しておくだけでは空間泥棒も同じです。
コストのかからないもので代用できる
- ピーラーと包丁
余り良い例が思い浮かばないのですが、最悪ピーラーを持っていなくても包丁で皮むきができる・・・といった風に、代用できるものがあるなら無駄な物を持たないという選択肢を取ることも可能です。
本当にピンチな時に使えない
- 防犯ブザー
否定するわけではないんですが・・・どうなんでしょう?
最近は小学校で配布しているという話も聞きますが、果たしていざと言う時の使い方だとか、すぐ鳴らせるような体制作りだとか、徹底されているのでしょうか?
通学中の小学生たちを見ていると、面白半分で防犯ブザーを鳴らしている姿も見られるので、緊急時に役に立つかどうか正直なところ疑問です。
肝心な時に使えないようでは残念ですが、エリクサーと変わらない無用の長物になってしまうでしょう。
さいごに
5ヶ月前(ブログ開設当初)にも同じテーマで記事を書いたんですよね。
ローグライクゲームに学ぶ、無駄のない物の管理方法 - かつおログ
思わず繰返してしまうぐらい大事な考え方だと思うんです。
以上!