世間体があるから就職する。
世間体があるから子どもを産む。
世間体があるから持ち家を買う。
「世間体」って現代日本の生き辛さを象徴するような言葉だな、と最近思います。
そんな世間体が気になる要素の1つとして挙げられるのが「結婚指輪」
どこでそんな考え方を植え付けられるのか分かりませんが「結婚指輪は必ずなくてはならないモノ」って考えてる方も多いみたいですね。
今回は結婚指輪と世間体について。
結婚指輪は必須?
結婚指輪って必ず必要なんでしょうか?
と訊かれると、答えはNOです。
実際、僕は婚約指輪も結婚指輪も購入せずに結婚しましたし、今後も購入予定はありません。
そして、結婚指輪がないことで困っていることも特にありません。
結婚式をする場合だって、結婚指輪が必ず必要になるわけではないんです。
ではなぜ、こんなにも結婚指輪は必須という考え方が根付いているのでしょうか?
例えば
- 両親が結婚指輪がないことに対して口を挟んでくる
- 友人に結婚指輪を買わないことを話すと驚かれる
- 結婚に関する雑誌をめくると、結婚指輪に関する特集が大々的に組まれている
といった具合に、結婚指輪が必須だという固定観念を持った人が多いばかりに、結婚指輪を準備しないことに不安を感じるような世の中になっているんですよね。
若い世代ではきっぱり結婚指輪が必要ないという人も増えてきているみたいですが、それでもしばらくはこの価値観はなくならないんでしょうね。
男性は結婚指輪が欲しいのか?
一番いいのは、世間体など関係なく男性も女性も欲しいと思って結婚指輪を買うことだと思います。
ただ、特に何も調べずに偏見だけで言うと、結婚指輪って女性が欲しいから男性もそれに合わせて買うというイメージ。
この場合、仮に男性側が欲しくないとしても、「彼女に喜んでほしいから」という動機で買うならまだいいと思います。
問題はそうじゃないパターン。
男性が渋々女性の希望に合わせて指輪を買うような話になると、結婚指輪が束縛の象徴になってしまう気がします。
それは苦しい!
ちなみに、こんな調査もありました。
結婚指輪はつけるべき? 61.0%の男性が「そう思わない」と回答! ただし女性は……|「マイナビウーマン」
こんな結果を見ると、ますますいらない気がしてきます・・・
本当に指輪欲しい?
ちなみに、僕は嫁が指輪が嫌いな人なので買わずに済みました。
結婚記念品としては代わりにペアの時計を買いました。実用性重視です。
それも、そんなに値段の張らないものです。
今でもこの選択に間違いはなかったと思いますし、懐にも優しくて良かったです。
下世話な話ですが、世間体を気にする余り、本当は欲しくない結婚指輪にウン十万もつぎ込んでいる人がいるなら、1人でもそんな呪縛から解放される人が増えたらいいなー、と思います。
さいごに
なんとなく、女性側で友人からの同調圧力とかで結婚指輪が欲しいと「思わされている」人、いそう。
世間体と自分の本音のバランスを取っていきたい。
以上!
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