20代にもなれば一度は口にした機会があるであろう言葉「若いっていいよね」
30代になればもはや日常茶飯事でしょうか。
なんとも不毛なセリフですが、これを言い出すのはいつ頃からなんでしょうか?
10代
僕の場合、記憶をさかのぼると高3の頃から周囲で言われ始めた言葉だったように思います。
後輩の1年生を見て「いやー、若いっていいよなあ!」という感じで。
今だから言えますが、お前らまだ10代のくせに何言ってんだって話です。
10代の人たちがこんな言葉を使っているのを聞くと、苦笑してしまうと言うのが正直なところです。
20代
20代も後半に差し掛かってくると、さすがに10代後半の人たちとは大きなジェネレーションギャップを感じるようになってくる方が大半だと思います。僕も10代後半の人たちのノリについていける自信はありません。
10代と20代の間には社会人と学生という1つの大きな壁もあるので、5や10年下の人たちに対して「若いな」と感じる機会が多くなるのは必然だと思います。
30代
僕にとっては未知の領域ですが、当然20代の人たちが「若いっていいよなー」と言っているのを聞くと、「20代でも十分若いだろ」とツッコミたくなることでしょう。
ただ、10代と20代の間にあるギャップよりは20代と30代の間にあるギャップの方が小さいような気がしています。
30代で「若いっていいよな」と感じる機会は体力面でのことが大きいイメージがありますが、どうでしょうか。
40代
勝手な想像ですが、40代の人たちが20代の人たちに対して「若いっていいよなー」と言うのはイメージできるんですが、40代の人たちが30代の人たちに対して「若いっていいよなー」というのは余り想像できません。
ここまでくると、20代と30代の間にあるギャップよりもさらにギャップが縮んでくるのではないでしょうか。
もはや40代になって「若いっていいよなー」と言うのに苦笑が湧く方はほぼいないはず。むしろ多くの共感が集まるレベルだと思います。
こうして「若いっていいよな」は研ぎ澄まされていくんですね。
さいごに
書いていて改めて認識しましたが、これってほんとに不毛なやり取りしか生まないセリフだと思います。
「若いっていいよなー」って言われても
- 年上「その年齢で何言ってんだ」
- 年下「おっさんがなんか言ってるよ」
って内心思われるだけなんじゃないでしょうか。
唯一、同年代との間でだけは共感されて盛り上がる。そんなイメージ。
それでもなぜかついつい口を突いて出てしまう「若いっていいよなー」
実は、何か目をそらしたいことがあって、自分が若くないことを言い訳にそのことから目を背けようとしているだけなのかもしれませんね。
以上!