最も身近なステンレス製品と言えば、食器。
- ステンレス製のスプーン
- ステンレス製のフォーク
- ステンレス製のお皿
確かに安価で軽くて、しかも丈夫。こんなハイスペックな素材はなかなかありません。
だが!
しかし!
ステンレス製品がこすれる音がたまらなく不快なのです!
言葉で表現するのには限界がありますが、理解できない人のためにこの音が苦手な人の主観を解説させていただきます。
ステンレス製品は悪の化身
嫌な音の代表格と言えば、黒板をひっかく音ですよね。さすがにこれは多くの人が共感してくれることでしょう。
しかし、こんな事例はどうでもいいのです!
黒板なんて、普通に生活していれば触れる機会のない代物ですから。
それに比べて、ステンレス製品のなんと日常生活に溢れていることか。
難聴持ちの僕ですが、こういう聞きたくない音に限ってしっかり聞こえてしまうんです。
お食事タイムとステンレス
毎日の癒しであるランチタイムも、ステンレスのせいでぶち壊しになることがままあります。
僕は普段は社員食堂で昼食を取っているのですが、残念ながら割と人が密集した空間で食事を摂らざるを得ない環境です。
カレーを食べている人なんかが最後の一口をすくうために陶器のお皿をこすっているのが聞こえてくるとほんとにもう
あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”
いや、カレーをすくうぐらいなら、食事の過程でどうしても発生する動作なのでまだ許せます。
僕が何より許せないのが食べ物を口に運んだ後に、歯を立ててスプーンを口から出すヤツ。
一口ごとに歯とステンレスがこすれる音をすぐ隣で聞かされた日はもう
あ”!?あ”あ”あ”あ”!?あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!
いやだって、歯立てる必要ある?ないよね?
唇を上手いこと使えばステンレス製のスプーンでも音を立てずに食べられるよね?
お願いだから、お願いだからやめてください。その食べ方。
音で湧き上がるイメージ
このステンレスがこすれる音の不快感が全く分からない方のために、僕がこの音を聞かされた時の感覚を言語化してみると
- 他人に口の中をステンレススプーンでかき回されているような不快感
- 目をスプーンでくりぬかれているような妄想
なぜか、音を聞くと頭の中でこんなイメージが湧き上がります。食事中なら食べている物の味も分からなくなりますし、それ以外の時なら目をつぶってなんとかそのイメージを振り払おうと必死になります。
少しは不快感が伝わるでしょうか?
もちろん、ステンレスの音が苦手な人も様々でしょうから、みんながみんなこういう感覚を持っているとは思いませんが、不快感からくる被害は聴覚だけに留まらないというのは確かだと思います。
ステンレスに代わる新素材
そんなわけで、ステンレスに代わるような安くて軽くて丈夫な新素材が主流になってくれる日が来ないものかと待ち望んでいる今日この頃です。
木製でも全然いいんですけど、外食するとどうしてもステンレス製の食器を扱っているところが多いのでなかなか自分で選択することはできないのがネックですよね。
そもそも、ステンレスの音が不快に感じる人が少ないから、これだけ主流になっているのかもしれません。
少数派は辛いな
余談ですが、父親は風船をこする音が嫌いです。これは全く理解できない。人が苦手とする音も色々あるみたいですね。遺伝も関係があったりするんでしょうか。
誰か不快な音を克服する方法とか考案してくれないかな。
以上!