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大学時代に全バイト代をつぎ込んだゲーム「三国志大戦」を紹介する

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三国志大戦というゲームをご存知でしょうか。

セガから出ているカード型のアーケードゲームです。

www.sangokushi-taisen.com

全盛期には「ドル箱」と呼ばれるほどの人気を誇っていましたが、さすがに今は落ち着いている印象。

しかし、調べてみるとまだまだ設置されているゲームセンターも多いみたいで、一部の間で根強い人気を維持している様子が伺えます。

 

今回は僕が大学時代「三国志大戦3」というシリーズが稼働していた頃にハマっていた当時の三国志大戦の話。

三国志大戦とは

知らない方のためにざっくりと説明すると、カードを使った対人戦で先に相手の城を陥落させた方が勝ちというのが基本ルールとなります。

最大の特徴は筐体に設置してある盤面上でカードを物理的に動かすという点です。そうすることで、ゲーム画面上のキャラクターもカードの動きに合わせて動いていくという仕組み。

 

兵種には騎馬・槍・弓などが存在し、何を中心に据えるかでプレイングも大きく変わってきます。

他には士気を消費して発動する「計略」(≒スキル)や、試合中一度だけ発動できる「奥義」などの発動タイミングを見極めつつ戦闘を有利に進める必要があります。

リアルタイムでキャラクターを動かしながら行う対人戦であるという性質から、臨機応変で素早い判断を求められるゲームだと言えます。

 

プレイ価格とカード入手

僕がやっていた時代は1プレイ300円。相手に勝つたびに100円安く連戦できるようなシステムになっていました。

つまり

  • 負け続ければ3プレイ300円×3で900円
  • 勝ち続ければ3プレイ300+200+100=600円。

2連勝することで1プレイ分安く遊べる形ですね。

また、1プレイにつき実際にゲームで使えるカードが1枚排出されます。

 

僕は余り勝てなかったので損しながらプレイしていました。

1日5000円とか使う日もあったりして、今思うとやり過ぎだったと思います。毎週末遊びに行っていたので酷い時は月5万円以上使うことも。

 

家庭用ゲームではありえない出費ですよね。コストパフォーマンス悪すぎです。

ただ、アーケードゲームならではの魅力ってあると思うんです。例えるならある作品を映画館で観るか、自宅でDVDを借りてきて観るかという感覚の違いに近い気がしています。ゲームセンターという空間そのものを楽しむというイメージ。

 

魅力

コレクション要素

なんといってもカードゲームなので集める楽しみがあります。

色んな作風の絵師さんが参加していて、見ているだけで楽しめるというのがポイント。綺麗なイラストが多いので見ていて飽きません。やっぱりプレイヤーのメインは男性なので、かわいい女の子のキャラクターが多いというのも魅力の1つですね。

個人的には中学生の頃から三国志演義の小説を読み漁っていたので、ストーリーや登場人物に愛着が湧きやすいというのも大きかったです。

 

戦略的要素

僕は実際に盤上でカードを動かすよりも、事前に「どんなデッキを組もうかな?」と考えている時間の方が好きでした。

ゲーム全般でそうなんですけど、テーマを決めて、それに沿って組み合わせを考えていく過程が楽しいんですよね。戦術より戦略を重視する派です。

 

例えば僕の場合、一度にたくさんのカードを素早く動かすのが苦手だったので、「余りカードを激しく動かさなくても勝てるようなデッキ」のように自分の弱点をカバーできる戦い方を考えてみたりとか。

騎馬兵は全体的に動きが忙しなくなるので、僕は槍兵が好きでした。

 

「車輪の指揮」という計略で槍兵を強化して敵の騎馬兵対策をしつつ、敵の城に張り付いたら自軍の体力を徐々に回復させる陣を敷いて粘ったりとかするのが楽しかった!

 

その他のサービス

月額課金することで、自分の対戦動画を記録して保存できるというサービスがありました。これもまた中毒性がありましたね・・・。

他にも自軍の拠点・シンボルとなる旗・兵士などをカスタマイズできる要素もあったりして、ゲーム本編とは関係のないところでも大いに楽しませてくれました。

 

頂上決戦

店内にあるスクリーンでは「店内頂上決戦」と称して、その日その店で最もランクの高いプレイヤーの対戦の様子が流されたりしてます。

平日人が少ない時に遊びに行くと余り強い人がいないので、その分自分の対戦が流されたりして、1人優越感に浸ってました。

ユーザーの競争心を煽る上手い戦略だと思います。

 

好きなカード

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一番好きなカードは漢勢力の孫堅。

三国志なのに魏・呉・蜀じゃないの!?って感じですが、ごもっとも。バージョン3の途中で突如追加された勢力です。

歴史的に言うと、三国志の時代は漢王朝の滅亡から始まるので漢勢力は三国時代の初期に活躍した人物が多く所属しています。

 

ゲーム的なスペックで言うと、能力が中くらいの騎馬兵。

騎馬兵って全体的に派手なんですけど、特にこのカードは計略を使うと金色のオーラをまといながら超速で突撃を繰返すことができて、上手く立ち回れば1人で相手全軍を壊滅状態に追込めるという爽快感のあるキャラでした。

病みつきになります。絵柄もカッコいいし。

 

 さいごに

出費の総額で言うといくらだろう。確か1年近くプレイしていたと思うんですが、さすがに50万は使ってないはず。

でも、結構使いました。このお金をちゃんと貯金してたら今もっと楽しいこともできたかもしれないな、という後悔もありますが、当時はたっぷり楽しませてもらったのでいいかな。

 

良くも悪くもあれほど熱中できたことってなかなかないので、いい思い出です。

 

以上!