過去にプール監視員のアルバイトをしていたことがありますが、実際にバイトをする前に「これを先に知っておきたかった!」というポイントがいくつかありました。
そこで、今後プール監視員のアルバイトを 検討されている方に向けて、事前に抑えておいた方がいいポイントについてまとめます。
プール監視員をやる前に抑えるべきポイント
ポイント1:屋内か屋外か
プールの環境も施設によって様々です。
あなたがアルバイトを希望している施設は屋内プールでしょうか?それとも、屋外プールでしょうか?
仮に屋外だった場合、炎天下での監視業務はなかなかに過酷です。屋外プールの営業シーズンはほぼ夏の間だけ。夏の屋外での長時間労働には慣れているでしょうか?ぜひ自分の体力と相談してみてください。
↓また、このような監視台(+日除け付き)が設置されている施設がほとんどだと思いますが
しかし、座らせてくれるような場所ばかりとも限りません。
座っているとサボリ扱いされ、立って仕事をするのが当然といった雰囲気の施設もあるということは頭の片隅に置いておきましょう。
ポイント2:泳げない監視員の存在
泳ぎに関するスキルがどの程度必要なのか?何か資格が必要なのか?
気になるところだと思います。人の命を預かると言っても過言のない仕事ですから、当然ライフセーバーのような資格を有している人が業務に携わることが望ましいです。
が。
全ての施設が質の良い人員を確保しているとは限りません。
予算の問題もあるでしょう。僕が過去にプール監視員のバイトをしていた施設では、資格の有無はおろか、泳ぎの得手不得手すら聞かれないザルのような面接だけでバイトを採用している状態でした。
利用者からするとなんとも複雑な話ですが、逆に言えば泳ぎに自信がなくてもプール監視員のバイトに受かる可能性はあるということです。
ポイント3:日焼けのリスク
屋外の施設で監視員をする場合、日焼けは避けられません。
プール監視員のバイトは、その性質上どうしても半袖半ズボンに帽子と言った軽装で臨むことになるため、肌を守ることもできません。
また、プールの水面で日光が反射するため、紫外線を浴びるリスクはより高まると思っておいた方がいいでしょう。
そんな中連日のアルバイトを行っていると、その日の夜シャワーを浴びるだけでも痛いぐらいに肌をやられるはずです。
女性はもちろんのこと、男性でも将来の自分の肌のことを考えるなら、余り長期にわたって屋外でのプール監視員のバイトをすることは避けた方が無難です。
この点、屋内のプールだと日焼けの心配をしなくて良いので、屋内かどうかを最優先にしてアルバイト先を選んでみるのも1つの手ですね。
ポイント4:水虫のリスク
汚い話で恐縮ですが、現実問題、プールサイドで1日中ビーチサンダルで過ごすことを想像してみてください。
プールには多くの利用者さんが訪れます。当然、中には水虫を持った人も・・・。
プールサイドは常に水浸しですから、その上で立ち続けているだけでも水虫をもらう確率はあります。
定期的に足を洗うようにしたり、ちゃんと風通しを良くして足を乾燥させるようにするなど気を付ける術はありますが、なんといっても仕事中です。気を付けようにも限界はありますよね。
運の要素も大きいですが、こういうリスクもあるということは事前に認識しておいた方が良いと思います。
ポイント5:モテるのか
ここまでネガティブな面ばかり挙げてしまったので、違った切り口でもポイントを挙げます。出会いがあるかはちょっと気になるポイントですよね。
余り不純な動機でアルバイトをするのもどうかと思うのですが、モチベーションを高めることでより良い仕事ができるという側面もありますし。
個人的には出会いは見つけやすいと思っています。
実際、僕がアルバイトをしていた時にも「これ、あの人(監視員バイトのメンバー)に渡しておいてください!」と言って、プール利用者の女性2人組から連絡先が書かれたメモを預かったことがあります。なかなかの美人さんでした。
僕宛じゃないのかよ!
開放的な気分になれる空間なので、ちょっと思い切った行動を起こしやすいんでしょうね。女性側からこういうアクションがあるのはなかなか珍しいのではないでしょうか。これはプールサイドならではの魅力だと思います。
たくましくプール監視員バイトに臨んでいる姿はカッコよさが普段の3割増しになる・・・のかも?
リゾート地でのプール監視員アルバイトを探してみる
最近知ったんですが、リゾートでのバイト探しに特化した求人サイトがあるんですね。もちろんプール監視員のバイトも掲載されています。マイナビなどの大手のアルバイト情報サイトとは一風変わったコンセプトで運営されているので、プール監視員のアルバイトに興味があるなら一度覗いてみると面白いと思いますよ。
さいごに
夏になると毎年いたましい水難事故が後を絶ちませんよね。
プールはまさにその最前線。アルバイトとはいえ、プール監視員の責任は重大です。
中には炎天下の下、水分補給の時間もろくにないバイト環境もあったりして、監視員のパフォーマンスを保てずに無駄に事故のリスクを上げてしまっているケースもあると感じます。
この辺りは早くロボットに取って変わられるべきではないかと強く思います。
とは言え、まだまだ人間がプール監視員の役割を担うことになると思うので、アルバイトの方たちが楽しく安全に仕事をできるような環境が整うといいですね。
以上!