反射する被写体を綺麗に写すのって難しいですよね。
意図せず自分の顔が写りこんでしまった時のげんなり感を経験したことのある方も多いのではないでしょうか。
反射する被写体を上手に撮るためのコツとしてよく言われているのは暗い部屋でその被写体にだけ強い光を当てて撮影するというもの。
本当にこれで反射を気にせず綺麗な写真が撮れるのでしょうか?
実際に試してみました!
実際に反射する被写体を撮ってみた
今回のターゲットはこちらです。
わざと反射強めの写真にしてみました。時計の文字盤がほとんど見えていませんよね。
蛍光灯の真下で撮影するとこのような事象が起こり、角度によっては自分が写りこんでしまうこともあります。
ここまで酷い写真にはならないとしても、被写体の一部がこのように白く飛んでしまうことは珍しくないはずです。
では、暗い部屋でこの時計にだけ光が当たるような形で撮影してみましょう!
暗い部屋での撮影実例
実験1:被写体の真横からライトを当てる
全然あかんやん。
余計見辛くなりましたよ!?
ということで、被写体の真横からライトを当てる形で撮影を行うとこのように影になってしまい、逆効果だということが分かりました。
もう少し角度を変えて撮影してみましょう。
実験2:被写体の斜め上からライトを当てる
被写体の斜め上からライトを当てることで、多少写り方が改善されました。
でも、まだちょっと微妙ですね。
実験3:カメラより高い位置からライトを当てる
カメラより高い位置からライトを当てる時はカメラの影ができないように注意。
いや、でもちょっと待って。
これってつまり蛍光灯の下で撮るのと変わらんやん。
白飛びしてるし。
被写体にだけ光を当てることが重要だということですね。
つまり、至近距離からライトを当てる必要があるということ。
実験4:至近距離からライトを当てる
個人的には結構好きな雰囲気の写真ですが、ピントが・・・。
1人でライトとカメラを同時に持って撮影しているので、どうしてもブレてしまいます。
スタンドタイプのライト(もしくはカメラ)があると撮影が捗りそうですね。
撮影結果まとめ
以上、ライトの当て方を距離や角度を変えながら複数の写真を撮影してみた結果でした。
一番無難だったのがこの写真(斜め上からライトを当てたもの)だと思うのですが、いかがでしょうか。
で、正しいコツは?
撮り終わってから正しいコツについてもう少し調べてみました。
反射板とか、色んな道具が必要なんですね・・・。
思ったよりハードルが高くて素人には難しそうです。
さいごに
そもそも、「暗い場所で撮影しました!」って分かる写真な時点で微妙だと気付きました。
以上!