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恨みすら抱く、子どもを縛る親の無益な言葉たち

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親の影響力って絶大ですよね。

 

もう30歳も近いというのに、自分の思考があらゆる部分で親の考え方に根付いている気がします。

 

僕の親は「勉強しなさい」とは言わない人でした。

これを言われ続けてうんざりしている人もきっと多いのでしょう。その点では僕は恵まれていました。

 

そして、言われないなら言われないなりに自分でなんとかするものです。僕は学校の勉強はそこそこできる方でした。

むしろ「勉強しなさい」がプラスに働くことってあるんですかね?

 

何か数値的論拠があって言うわけではありませんが、僕はクソみたいなセリフだと思います。

子どもに「なんで勉強する必要があるの?」と聞き返されても、まともに答えられないような親に限ってこんなセリフを吐くのだと言う気がしてなりません。

 

さて、今回はこの「勉強しなさい」をはじめとする親が口にすべきではない言葉についてまとめます。

 

命令されて嬉しくなるはずがない

冒頭で、僕の親は「勉強しなさい」とは言わなかったと書きました。

では、親に言われて嫌な言葉はなかったのかと言うと、もちろんそんなことはありません。

 

僕の親の言葉で一番印象に残っているのは「片付けなさい」です。

 

叱られるからできないのか、できないから叱られるのか、因果関係は分かりませんが、とにかく僕は片付けができなかった。

 

部屋は常に足の踏み場もないような状態でした。

 

でも、だからと言って「片付けなさい」というお小言は僕になんらいい影響を与えることはありませんでした。

 

「勉強しなさい」と「片付けなさい」両者に共通することはなんでしょうか?

 

言うまでもなく、「子どもに命令している」という点ですよね。

やれと言われるとやりたくなくなるものですし、そもそもやらなければならない理由が分かりません。

 

小さい頃の僕は、片付けることで物の在処が分からなくなる経験があったので、そこまでして片付けることになんのメリットがあるのか分かりませんでした。

 

あと、「お客さんが来るから片付けなさい」も理解できなかった。

普段通りの何が悪いの?、と。

 

さすがに今は考えを改めましたが。笑

 

とにかく、命令だけされても、それをやる意味を見出せなければやろうとする気力が湧かないわけです。

 

大人になって親の小言を振返ってみる

いざ大人になってみると、確かに片付けられないことは自分にとってもデメリットが大きいと気付きます。

眼鏡を4個ぐらい足で踏んづけて破壊したので、これはさすがにあかんと思い立ったわけです。

 

そこで恐らく知らない人はいないでしょう、こちらの本に手を出しました。

 

 

で、この本の通り完璧に・・・とはいかないまでも、リバウンドしない片付けを実践することができました。

片付けの有効性も分かった気がしています。

 

と、同時に親への嫌悪感が湧きました。

なんでもかんでも捨てようとする僕に対して「いや、それ捨てたらあかんやろ!」だの「それまだ使えるんじゃないの?」だの口出ししてくるわけです。

 

ふざけんなよ!お前らが小さい頃から「片付けなさい」って言うから、俺は本から体系的に学んで片付けを実践したんだ!

何も片付けの方法を教えてくれなかったくせに、今更でしゃばるなよ!

 

 

・・・どうも、取り乱しました。

ただ、声を大にして言いたい。

 

命令だけするなら、ちゃんと自分が勉強してそのやり方を子どもに教えてやれよ、と。

 

その他、傷付けられた言葉

もう一つ、今も強く僕を縛っていると感じる言葉があります。

 

僕が何かをやってみようと親に相談した時。

 

「あんた、ほんとにそれ大丈夫なん?」という心配の言葉。

 

特に母親によく言われたと記憶しています。

これ、言われると子どもの自信を奪っているってお分かりでしょうか?

 

この言葉、僕には「あんたにそれは無理なんじゃないの?」と言う風に聞こえていました。

せっかく勇気をもって何かにチャレンジしようという気になっていたのに、水を差される気分です。

 

こういう体験の積み重ねが、自信のない大人を生み出すのだと思っています。

そんな時は「いいじゃん、やってみなよ」と言ってあげればいいんじゃないですか?

 

最後に

とはいえ、僕も大人です。

いつまでも親の教育のせいにしていては、心が子どものまま成長できません。

 

親からそういう影響を受けたということを受け入れつつ、今後どう向き合っていくかが重要なのではないでしょうか。

 

 

以上!

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