行きたくもない仕事関係の飲み会。
ただでさえ苦痛な時間のさらにその中で最も嫌なタイミングっていつでしょうか?僕は最初の席決めのタイミングだと思います。
今回は飲み会の時の席決めについてお話させてください。
席の決め方
仕事関係の飲み会でわざわざクジ引きで席を決めるような手間をかけるケースはほぼないことでしょう。来た者順に任意の席に腰掛けていくというのが一般的だと思います。
「空いている席ならどこに座ってもいい」
この選択肢がかえって苦痛になるんですよね。いくつかのパターン別に見ていきたいと思います。
ケース1:一番乗り
一番乗りにはいくつかのメリットがあります。
- 人を選ばずに済む
- 端っこの席を確保できる
既に他の人が座っていた場合、座る席を選ぶということは人を選ぶと言うことと同義です。これに精神的負担を感じる方は多いのではないでしょうか。僕もそうです。
その点、自分が先に座ってしまえば「選ぶ負担」から解放されます。
さらに、みんな大好き安息の地端っこの席も一番乗りであれば容易に確保できます。これで気配を消すことも容易になりますし、両隣で自分を挟んで会話をされるという最大級のリスクを避けることもできます。
ただし、一番乗りのデメリットもあります。
それは、選ばれないリスクがあること。一番乗りだと誰かを選ぶ負担を避けられる反面、後から来た人が自分を避けて座っていく可能性があるんですよね。地味に辛いものです。
ケース2:2番目
例えばこんな8人掛けのテーブルで既にAの位置に人が座っている場合、どうしますか?
ちなみに、僕ならDを選びます。
この場合、Aとの関係性も席を決める要因となってくるかと思いますが、僕は仮にAが仲の良い相手だったとしてもCやEには座らないですね。仕事の飲み会ですら仲の良い人とだけ固まるっていうスタンスが嫌いです。仲良い人と話すだけなら個人的な集まりで十分だと思ってしまう。
まあ、だからと言って他の人と積極的に話をするわけでもないんですけどね。
ケース3:3番目~
この辺りから選ぶ側としての負担の重さが大きくなってきます。
座るにしても必ず誰かの隣を選ばなければならない状態。できるならこのタイミングで会場入りするのは避けたいものです。
ケース4:最後
タイトルに書いてしまっていますが、最後。
遅れていくというのは何も遅刻していくというわけではなく、一番最後に会場入りするという意味です。
これなら席の選択肢はないので一切の選ぶ負担から解放されます。
これだけだと一番乗りと変わりありませんが、一番乗りのデメリットである後から来た人が誰も周りに座らないという事態も避けることが可能です。
つまり、選ぶ負担と選ばれる負担の両方から解放されるというまさに理想の立ち位置を獲得できるというわけですね。
加えて、会場の形にもよりますが、最後に会場入りした場合は最も下座の席に座ることになるケースも多いはず。すると、一番乗りほど確実ではありませんが端っこの席も確保しやすいというメリットも享受できます。
すばらしいですね
その他の視点:テーブルが分かれるパターン
テーブルが区切られている会場も飲み会でよくあるパターンだと思います。
この場合、選ぶ負担も選ばれる負担も1つのテーブルに比べて倍増するのが悩みどころ。
例えば、一番乗りでAの位置に座って、続いて来た4人が全員右側のテーブルに座ったらそれはもう悲惨でしょう。
また、5番目あたりに到着した場合に自分がどちらのテーブルを選ぶかの選択に迫られるのもなかなか苦痛です。この場合、僕がテーブルを選ぶ基準はより盛り下がってそうな側です。気楽なので。
地味なキャラはどちらかのテーブルに偏ることも多いので、そういう場合は迷わず選べて精神的な負担は減りますね。
こういう会場では選んだテーブルによってその飲み会の満足度が大きく左右されてしまうので判断を誤らないための勘を養いたいものです。
さいごに
どうせ気が乗らない飲み会であることに変わりはないんですから、せめてこの席選びのタイミングぐらいはストレスフリーに過ごせたらいいのにな、と思います。
結論はタイトルの通り、「一番最後に到着するのが最強!」です。
以上!