Search Consoleのメニューで
検索での見え方>HTMLの改善のページを開くと、管理しているサイトの問題点が表示されます。
その中の1つ「重複するメタデータ」に関する問題の対処法と、対処後の経緯についてまとめます。
はてなブログの問題点
はてなブログにおいては、何も考えずに設定を行うと重複するメタデータを発生させやすくしてしまうという問題点があります。
その原因がこちら。
設定>詳細設定の画面から検索エンジンの最適化という項目の中の「ブログの概要」というテキストボックスに何らかの入力があると、それが重複するメタデータのもととなってしまいます。
meta desriptionの設定されていないページに対して、ここで入力した値をデフォルト値として設定していってしまうため、同じmeta desriptionを持ったページがいくつも生成されてしまう、というわけですね。
で、それがGoogleの提供するツールであるSearch Consoleの改善対象として挙がってくるわけですから、プラスの影響があるとは考えにくいです。
この「ブログの概要」は空欄にしておくのが無難でしょうね。
この辺りについては、検索すると多くの方が情報をまとめられているので気になる方は調べてみてください。
対処その後
実際に当ブログでも何も考えずに「ブログの概要」を設定していたため、重複するメタデータが挙がってきていました。
5ヶ月前の時点で32件。
調べてみると、月別アーカイブのページやカテゴリーページなどに同じメタデータが設定してあるようです。先述した通り「メタデータのないページにデフォルトで設定されている」状態です。
個別の記事ページはそれぞれ別にメタデータが設定されるため、このような問題は起きにくいです。
実際には警告が出たからといってサイトの評価に大幅に悪影響がでるというわけではなさそうですが、それでもやはり気持ちが悪いですし、すぐに対策できることなので早速「ブログの概要」を削除してみました。
そう、これが5ヶ月前の話です。
そして先日。
とうとう重複するメタデータが0件となりました!
はい、先日やっとです。つまり、対策をしてから完全に解消されるまで約5ヶ月かかったということです。
ただ、一気に32→0となったわけではなく、ジワジワ減ってきてようやくという感じでした。2か月ぐらい前には既に10件切ってたんですが、そこからが長かったです。
だから気長に待ちましょうってことです
解消速度が遅い理由
この解消速度を早めるポイントはいくつかあると思っていて、1つはクローラーの巡回頻度を上げること。メタデータを変更した後に、再度そのページをクローラーに巡回してもらい、インデックスし直してもらわなければ解消には至りません。
当ブログはクローラーの巡回頻度が少ない弱小ブログですので、5ヶ月もの期間がかかってしまったのではないかと考えています。
もう1つは悪戯にページを削除しないこと。
僕は重複するメタデータが設定されていたカテゴリーページをいくつか削除してしまいました。削除されたページの重複するメタデータがその後どういう扱いを受けるのか、その仕組みは分かりませんが、不必要にページを削除するよりもそのままの状態で警告が解消されるのを待つ方が無難ではないかと思います。
その他の警告
上のキャプチャ画像を見ると分かりますが、重複するメタデータが解消された代わりに短いメタデータとタイトルタグの重複という問題が新たに発生してしまいました。
短いメタデータの方は容易に対処できるんですが、タイトルタグの重複に関してははてなブログでの解決策がなさそうな感じです。
ちょっと調べてみたんですが、具体的な解決策が見つかりません。
はてなブログの仕様変更を待つしかない感じですかね?
さいごに
余り神経質になる問題ではありませんが、対策がすぐできる問題でもあるので放置している人は早めに対策するのが良いと思います。
以上!