かつおログ

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童謡「森のくまさん」の6番目の歌詞を考えると恐怖が浮かんできた

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「ある~ひ♪」からはじまるお馴染みの童謡「森のくまさん」

童謡って歌詞の意味を考えずに覚えてしまうことが多いと思うんですが、「森のくまさん」も改めて歌詞を眺めてみるとなんだか不可解な点が見えてきます。

 

森のくまさん

「森のくまさん」の歌詞は5つのパートから構成されています。

  1. であった
  2. おにげなさい
  3. ついてくる
  4. おとしもの
  5. おどりましょう

この5つを同じリズムで繰返す流れですね。

細かい疑問点はいくもありますが、最大の疑問点があるのは2番の歌詞だと思います。

 

不可解な2番の歌詞

2番の歌詞では「くまさん」が「おじょうさん」に対して「お逃げなさい」と告げます。

対象が明記されていませんが、何から逃げるのでしょうか?普通に考えると「くまさん」からですよね。続く3番の歌詞が「ところがくまさんが後からついてくる」という逆接からはじまっていることからも「くまさん」と考えて問題ないと思われます。

 

では、「くまさん」がわざわざ自分から逃げなさいと忠告するのはなぜなのでしょうか。

 

このままじゃ・・・俺はお前を食ってしまう!俺の理性が残っているうちにとっとと消えるんだ!

という認識しかできないんですが、他に何か解釈のしかたはあるでしょうか?

この2番の歌詞には食欲と良心の間で揺れる「くまさん」の大いなる葛藤が描かれているものと考えて良さそうです。

 

くまさん、その後

こうして2番の歌詞で自分の本能を抑えて「おじょうさん」を自分から遠ざけることに成功した「くまさん」ですが、結局その後の歌詞で律儀に「白い貝殻の小さなイヤリング」を届けたあげく、「おじょうさん」と一緒に踊り出すはめになってしまいます。

歌詞はここで終わり。一見ハッピーエンドに見えますが、本当にそうでしょうか?

 

「おじょうさん」を食べてしまわないよう理性の力で必死に本能に抗った「くまさん」。果たしてその後、一緒にダンスを踊るという無防備な姿をさらす「おじょうさん」に対して理性を保ち続けることはできたのでしょうか。

もしこの後6番目に続く歌詞があるのなら、僕は余りいい結末を想像することができません。

 

童謡のパワー

他にも「かごめかごめ」「はないちもんめ」辺りは意味深な歌詞なのに意味を分からずに覚えている童謡の代表格ですよね。

和やかなところで言えば「うさぎおいしかの山」の「ふるさと」とか。意味が分からずとも口ずさめるようになるんですから、童謡の親しみやすさってすごいものです。

 

さいごに

猿がまつぼっくり食べる童謡あるやん?未だにまつぼっくりが食べられることが信じられんのやけど

 

以上!