野球の聖地、甲子園。
野球観戦以外の目的で訪れる人はほぼいないことでしょう。
実際に球場の近くに住んでみるとどんな感じなのかをお伝えしていきます。
甲子園球場周りの住環境
実は甲子園球場の周辺、野球関連のイベントがやっていない時期はただの閑静な住宅地です。
甲子園球場が存在している西宮市と言えば、関西でも屈指の上品な町・住みたい町として有名ですが、それは主にもう少し北側に行った阪急沿線辺りの話。
甲子園球場がある阪神沿線は特に上品さはありません。
田舎かと言われるとそれほどでもなく、それなりに商業施設はありますし、阪神線の特急に乗ると梅田まで2駅で出れるので、割と住むには快適だったりします。
球場周りの商業施設
こんなニュースを見つけました。
阪神甲子園駅で降りたことがある方なら誰でも目にするであろうこのイオン。
記事にもある通り、2016年まではダイエーでした。
なんでも、甲子園球場の効果で(ダイエーの中で)日本一の売上を誇っていた店舗だったとか。
甲子園球場と甲子園駅の間にあるので、アクセスが最高なんですよね。
しかし、甲子園周辺に住んでいる僕としては確かにこのイオン、野球の試合がやっていない日は驚くほど閑散としていて「本当に大丈夫なのか?」と常々思ってはいました。
甲子園球場の向かい側にはららぽーと甲子園店もありますしね。
日頃からこちらの方が賑わっているのは明らかでした。
施設の充実度はららぽーとの方が圧倒的に上ですし、イオンと比べて思い浮かぶデメリットといえば、イオンと違って甲子園球場との間に歩車分離式のため若干待たなければならない交差点が間にあるぐらいでしょうか。
特にフードコートしかないイオンと比べて、フードコート+ある程度の飲食店が入っているららぽーとは野球観戦前後の腹ごしらえを考えている人にとってはありがたいところです。
ただ、地元民としてはこのららぽーと、Loftや東急ハンズと言った雑貨屋がないことや、ホームセンターのような品揃えを持った店舗が入っていないので微妙にかゆいところに手が届きません。
あとは家電量販店もないですね。この点、イオンにはかなり小規模ではありますがヤマダ電機が入っていたので独自性はありましたね。
甲子園球場周りの風景
駅を南側に出ると正面にすぐ球場が見えるので迷うことはありません。
分かりにくいですが、高速道路の真下に「阪神甲子園球場」の看板が出ています。
物販の店もそこら中に並んでいます。
甲子園球場はツタで覆われていることで有名でしたが、建て替え後、現在の外壁はこのようになっています。
徐々にツタが育ってきている様子も見えますが、外壁がツタで覆われるまでとなるとまだまだ時間がかかりそうな雰囲気です。
駅から甲子園球場に行くだけだと普通はさらに南へ下る方はいないと思いますが、5~10分ほど南へ歩くとこんなローソンがあるのはご存知でしょうか?
店内は普通のローソンですが、若干阪神の応援グッズ販売のスペースが設けられています。
ちなみに、高校野球の球児たちは駅からではなく貸し切りバスで球場に来るので、このローソンよりさらに南から15~20分ほどかけて球場まで歩いてきています。
なので、この通りは高校野球のシーズンはユニフォームを来た高校生たちで埋め尽くされていて圧巻の光景になります。
イベント施設と地元民
甲子園球場に限らずですが、娯楽施設をはじめとしたイベント施設の周辺に住んでいると大変なこともあります。
通勤電車が極端に混みますし、こっちは今から仕事なのに今からレジャーを楽しもうという人たちに囲まれるのは余り良い気分ではありません。
でも、気持ちに余裕がある時は賑やかな雰囲気に元気づけられたりもしますけどね!
ちなみに、野球には全く興味がなく、球場の内部に入ったこともありません。
以上!