ブログをやっていると気になるのが特定のキーワードにおける検索ボリューム。
検索ボリュームとは、そのキーワードがどれぐらい検索されているかを示す数値のことで、この数字が多いほど多くの人の目に触れる可能性が高まると言えます。
誰も検索しないようなボリュームの少ないキーワードを狙ってブログを書いても、検索流入が期待できませんからね。
そこで、今回はタイトルの通り、検索ボリュームの調べ方と、キーワードの選定によってどれぐらいの差が出るのかを解説していきます。
検索ボリュームの調べ方
検索ボリュームを調べるのに、最もお手軽なのが以下のサイトを利用する方法です。
キーワード検索数 チェックツール|無料SEOツール aramakijake.jp
aramakijake(アラマキジャケ)というツールで、調べたいキーワードを入力して「Check!」ボタンを押すだけでYahooとGoogle別の月間推定検索数を教えてくれます。
今すぐ使えるツールなので、気になるキーワードがある方はぜひ調べてみてください。
また、そもそもどんなキーワードで検索をかければ分からないという場合はgoodkeyword(グッドキーワード)と絡めて使うのがおすすめ。
goodkeyword - Google/Bing/Yahoo関連キーワードツール
- グッドキーワードで気になるワードを検索
- 自分の書きたいテーマに合った複合ワードを探す(例:ランチ おすすめ)
- アラマキジャケで複合ワードを検索
こうすれば、複合ワードでの検索ボリュームを掴んだうえで、キーワードの選定をすることまで可能となります。
ちなみに、アラマキジャケで検索して「データが見つかりませんでした」と表示される場合は、極端に検索ボリュームが少ないことを意味しています。
そんな時は可能であれば、別のキーワードを狙った方がいいでしょう。
検索ボリュームを調べることの重要性
では、検索ボリュームを調べることの重要性について、実例を見ながら説明していきたいと思います。
同じ言葉でも色んな表現のしかたがあるというポイントを念頭にご覧ください。
固有名詞を表現する場合、どのキーワードを使うかによって、下手すれば数十倍近く検索ボリュームに差が出るということがお分かりいただけると思います。。
※2017年2月時点の調査となります。
実例集1:略称と正式名称
キーワード:マクドナルド
- マクドナルド:1,098,000
- マック :331,200
- マクド :29,790
僕は関西人なのでマクド派なんですけど、こうして見るとかなり少数派なんですね。
キーワード:ファミリーマート
- ファミリーマート:495,000
- ファミマ :148,500
良く職場が変わるんですけど、なぜかいつも近くのコンビニがファミマ。
キーワード:ドラゴンクエスト
- ドラゴンクエスト:148,500
- ドラクエ :221,400
ここまで正式名称の方がボリュームが多い流れでしたが、そうとも限らないようです。
キーワード:サバイバルゲーム
- サバイバルゲーム:36,450
- サバゲー :44,550
割と拮抗しているキーワードですね。
一度やってみたい気もするんですけど、かなりディープな世界っていう印象。
キーワード:スクリーンショット
- スクリーンショット:121,500
- スクショ :19,980
少なくとも口頭でスクショと言っている人を見たことはありません。
実例集2:アルファベットとカタカナ
キーワード:Roomba
- Roomba:405,000
- ルンバ :81,450
実はこの記事を書くまでルンバのアルファベット名を知りませんでした・・・
キーワード:Softbank
- Softbank :441,600
- ソフトバンク:1,098,000
こちらはカタカナの圧勝。アルファベットでSoftbankはちょっと入力しづらいです。
キーワード:FinalFantasy
- FinalFantasy :3,960
- ファイナルファンタジー:221,400
すごい差!
確かに、FinalFantasyっていう字面だけ見ると、ファイナルファンタジーと結びつくまで一瞬の間があります。
キーワード:Wikipedia
Wikipedia :22,410,000
ウィキペディア:148,500
圧倒的検索ボリュームを持つWikipedia先生。意外とカタカナで検索する人は少ないようです。
キーワード:Kindle
Kindle :1,647,000
キンドル:44,550
ずっとカインドルかと思ってて・・・みんな普通に読めるんでしょうか?
まとめと注意点
- アラマキジャケとグッドキーワードを組み合わせて、検索ボリュームが多いキーワードを探ることができる
- キーワードによって検索ボリュームの差が数十倍に及ぶことも
ただし、注意しておきたいのは必ずしも検索ボリュームが多い方が良いわけではないということです。
たくさん検索されるキーワードであるということは、それだけそのワードを狙っている人も多いということですから、競争が激しい可能性が大です。
敢えて競争相手が強くない検索ボリューム少なめのキーワードを狙うという手法が功を奏することもあります。
つまり、検索ボリュームを把握することも重要ですが、それはあくまで1つの指標に過ぎず、そのキーワードにどんなライバルがいるのか?そのキーワードで検索する人の需要は何か?というところまで踏み込んでみる必要があるということですね。
そこまで考えるのはかなり難しいので、はじめのうちはとりあえずボリュームが大きいワードを狙っていくのがいいかもしれません。
余談
実例集について、実は調査前に
- 略称>正式名称
- カタカナ>アルファベット
という結果になるだろうと仮説を立てていたんですが、見事に外れました。
まあ、そもそも独断と偏見でキーワードを選びましたし、挙げたケースも少ないんですが、ご覧の通り完全にキーワードごとのケースバイケースで、特に法則らしきものはなさそうです。
以上!