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復讐劇にハマる奴はいい奴だ

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復讐劇を扱った作品、というと何を思い浮かべますか?

 

個人的には青年誌の作品に多い印象です。

まあ、なんとなくケンゼンじゃないし、中には嫌悪感を持つ人もいるかと思いますが、僕はこの手の作品が好きな人は基本的にいい人だと思ってます。

 

どういうことか、説明していきますね。

 

復讐劇とは?

ちょっと話はそれますが、大なり小なり復讐の要素自体は多くの作品に見られると思うんですよね。

 

有名なところで言うとハンター×ハンター。

作品のテーマに復讐は関係ありませんが、登場人物の1人、クラピカは一族を滅ぼされた恨みを晴らすために幻影旅団に対する復讐に燃えています。

 

他にも、もう随分前になりますが一時期「やられたらやり返す。倍返しだ」のフレーズで話題になっていたドラマ「半沢直樹」。

これも復讐の要素がありますよね。

 

必殺仕事人なんかもそう。

 

ダイの大冒険のような王道少年漫画にも父親を亡き者にしたアバンへの復讐を誓うヒュンケルの姿が描かれてたりしますね。

 

 

思い付くまま雑多な作品を挙げました。

何が言いたいかと言うと、復讐がメインテーマになっていないような作品においても、復讐という要素は作品を盛り上げる手法として大いに活用されているということ。

 

復讐が持つエネルギーってすごいんです!

 

復讐劇が好きな人

さて、今回テーマにしたいのは上で挙げたような一部に復讐の要素を持つような作品ではなく、復讐がメインテーマになっている作品。

 

代表的なところでいくと、怨み屋本舗

 

 

依頼者から大金をもらって、復讐を代行する「怨み屋」の仕事ぶりが描かれた漫画ですね。

 

復讐の対象になるのはそれはもう悪逆非道の限りを尽くした人間ばかり。

そんな人間を法に代わって裁く瞬間を楽しむ漫画です。

 

復讐劇のポイントはここですね。

悪逆非道の限りを尽くした人間が痛い目に遭う

 

復讐劇を扱った作品を好む人は、多かれ少なかれこの因果応報的な流れを楽しみにしているのではないでしょうか?

 

なんだかスカっとしますよね。

 

結論

さて、今回の命題は「復讐劇にハマる奴はいい奴だ」です。

実は皮肉を込めて書いたんですが・・・どういうことかと言うと

 

普段からルールに則り、社会規範となるような生き方をしている(つまり「いい人」)

 

そんな人は、ルールを守らない人間は許せない。

「俺はしっかりルールを守ってるのに、ルールに縛られていないアイツはズルい」

 

この中には、嫌悪感の他に嫉妬のような感情も混ざっています。

 

本当はルールを破ってみたい。そんな抑圧された感情の捌け口となるのが復讐劇を扱った漫画です。

ルールを守らず、他人に迷惑をかける人間は最終的には裁かれる。

 

やっぱりルールは守って生きるべきだよな、と。

そんな様子がルールに縛られている自分を慰めてくれるわけですね。

 

これが「復讐劇にハマる奴はいい奴だ」の理由です。

 

 

まあ、僕のことなんですけどね

 

最後に

好きなんですよねー、復讐漫画。

 

サバイバル漫画とどっちが好きかと聞かれるとかなり迷うぐらい難しい!

 

 

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以上!