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twitterを眺めていると「バズる」「バズった」という言葉を割と良く目にします。
で、これを見るたびいつも気になっているのが「バズる」の数字的な定義ってどれぐらいのものなの?ということ。
結論から言うと明確な定義はないというのが答えのようですが、それだけで終わるのは面白くないのでちょっと「バズる」の数字的な定義について考えてみます。
「バズる」とは
まずは知らない方のためにおさらい。
特定の単語や物事がインターネット上で爆発的に多くの人に取り上げられることを意味する語
文脈からだいたいの意味が察せられる場合が多いですが、多くの人に拡散されることを指す言葉ですね。
特にSNS上での拡散を指す場合が多いみたいです。
思い返してみると、僕もブログを始めるまでは「バズる」という言葉の存在を知りませんでした。
だいぶ浸透してきている感じはしますが、まだまだ一般的な言葉ではないのかもしれません。
数字的な定義
言葉の意味を再確認したところで、では数字的にどれぐらい拡散されたら「バズった」と言えるのでしょうか?
僕も気になって調べてみたのですが、どうも明確な数字が示されているわけではないようです。
つまり、みんな主観で「バズった」と言っているということになります。
バズの指標
主観とはいえ、当然なんらかの指標を以って「バズった」という判断をしているものと考えられます。
では、バズったかどうかを判断する指標として考えられるものとして、何が挙げられるでしょうか?
ブログを例にして見ていきます。
指標1:PV
真っ先に挙げられる指標はやはり、PV(ページビュー)数ですよね。
しかし、一口にPVと言ってもさらに2つの指標に分類できます。
- 絶対数
- 増加率
1つ目は「1日あたりその記事だけで5万PVを達成(絶対数)」したからバズったという考え方。2つ目は「普段1,000PVなのに今日はバズって3万PVを達成して30倍になった(増加率)」からバズったという考え方。
個人的には後者の感覚に近いです。
ただ、「バズると〇〇PVぐらいいく」なんて使われ方もするようなので、前者の意味で使われている方もいるのではないかと思われます。
twitterでいうとリツイートやいいねの数に該当する内容ですね。
指標2:シェア数
- はてなブックマークがついた数
- Facebookでシェアされた数
こういったシェアされた数もバズったかどうかを判断する指標として見られます。
こちらも絶対数と増加率の2つの見方で捉えることができそうですね。
個人的には、PVと違ってシェアの数は絶対数の方が指標として適している気がします。
というのは、記事の内容によってシェアのされ易さは違いますから、一概に他の記事と比較した増加率で考えることができないというのが理由です。
指標3:流入元
指標1、2とは次元の違う話ですが、例えば指標1と絡めた場合
- 検索流入も混みのPV
- ソーシャルが流入元のPV
という見方の違いもありそうです。「バズった」というのが主にSNS上での拡散を指していることが多い以上、後者の方が適しているような気もしますが・・・SNSで拡散されている間は検索順位も上がって、一時的に検索流入が増えたりもするんですよね。
それも込みで指標として考えるのもアリだとは思います。
主観でバズを判断
ここまで挙げたような指標が存在していることを踏まえた上で、各人が主観でバズったかどうかを判断していることについて改めて考えてみると、おそらく皆さん、「これだけ拡散されればバズったと言える」という基準を持っているのではないでしょうか?
「100はてブ付いたらバズった」かもしれませんし、「普段の10倍PVがあったからバズった」のかもしれません。
それぞれの基準に違いはあれど、大事なのは「バズったことを素直に喜べる心」ではないでしょうか。
たまに「バズってほどじゃないけど、ちょっとは拡散されてる」なんて発言も見かけますけど、バズに明確な数字上の定義がない以上、素直に「バズったー!」と喜んでしまってもいいんじゃないでしょうか?
あくまで一時のものとはいえ、やっぱりモチベーションの向上に繋がりますからね!
さいごに
特に気にしなければならないのは、数字上の定義にとらわれ過ぎるあまりに炎上とバズを取り違えてしまうことではないでしょうか。
炎上が一概に悪いことばかりだとは思いませんが、炎上によって失うものがあることも間違いないので。
炎上しているだけなのに数字だけを見てバズったと勘違いしているのは傍から見るとちょっと残念な感じがしますからね。
以上!