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「あいつはどこに向かってるの?」という暴力について考える

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「あいつはどこに向かってるんだ?」

「何を目指してるんだ?」

 

なんてセリフ、聞いたことありませんか?

 

侮蔑を込めて使われる言葉です。

今回はこのセリフの持つ影響力について考えてみます。

 

事例

具体的に、どのような場面で使われるセリフなのでしょうか?

 

例えば、今まで普通だった友人がいきなり宗教にハマりだして、SNS上でやたら意識高い系の発言を連発するようになったとしましょう。

 

こんな時、第三者の間で

「あいつ、どこに向かってるんやろなw」なんてやり取りがされるというのが、最もオーソドックスなパターンです。

想像できたでしょうか?

 

「どこに向かってるの?」に込められた意味

では、なぜこんなセリフが発せられるのでしょうか?

僕は一度も使ったことないので想像でしかありませんが、得体の知れないものに妄信的になっているという点がポイントだと思います。

 

宗教については言葉の通りですが、他にもネットワークビジネスとか、「キラキラブランディング」とか揶揄される活動全般に対して、このようなセリフを向けられることが多いですよね。

 

どれも傍から見たら得体の知れないものを妄信する危ない奴に見えてしまう。

 

なるほど、至極まともな感覚だと思います。

 

セリフを発する側はどんな人?

一方、「あいつはどこに向かっているんだ?」というセリフを発する人はどんな人なのか?

得体の知れないものを忌避するぐらいですから、堅実で地に足がついた人なのだと思います。

 

自分の生き方に誇りを持っているし、それを貫く力がある人たちが多い。

得体の知れないものに手を出すほどに困ることもないから、そういう選択をする人たちを理解できないのでしょう。

 

セリフを向けられる側はどんな人?

「あいつはどこに向かっているんだ?」と言われる側の人は、弱い人なのだと思います。

堅実に、地に足を着けて生きていくのが難しい。

 

普通の人が当たり前にできていることができない。

 

だから、ちょっと道を外れて得体の知れないものに手を出してみたくもなる。

そうして、普通の人から「なんだあいつは?」と軽蔑される。

 

でも、そんな普通の人にはできない爆発的な成功をすることができるのは、こちらの人たちではないでしょうか?

もちろん、そこまで至るのは一握り。大多数の人は侮蔑されるだけで終わってしまうのでしょう。

 

どちらが良い悪いというつもりはないのですが、願わくば堅実に生きている人たちはできれば「あいつはどこに向かってるの?」なんて言葉で弱い人たちを傷付けないで、そっとしといてあげたらいいのにな、と思います。

 

その方がお互い心穏やかに過ごせるのでは?

 

まとめ

  • 「あいつはどこに向かってるの?」と言う側は堅実な人
  • 「あいつはどこに向かってるの?」と言われる人は弱い人
  • 弱い人は爆発的に成功するポテンシャルも秘めている
  • どちらが良い悪いという話ではない

 

僕は断然言われる側の人です!

 

以上!

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