社会人になってそろそろ5年目になろうというところですが、辞めていく人たちをたくさん見てきました。
職場を転々とする仕事なので、関わってきた人たちは100人近くなります。
その中で、仕事を辞めていった人達は覚えているだけでも15人。
更に、その中で穏便に退職していった方は1人だけです。
残念ながら、ほとんどが職場に馴染めずにフェードアウトしていった人たちばかり。そんな人たちのその後が気になって仕方ありません。
僕も一度新卒からドロップアウトした身。とても他人事とは思えない。
悲惨な末路
最も衝撃的だったのは、僕の教育係だったAさんの退職の経緯です。
40代前半で結婚もしていたAさんは、余り仕事での数字は出せていない方でしたが、気さくで接しやすい先輩でした。
ですがある日、会社上層部の業務内容抜き打ち検査があって、Aさんが不正をしたことがバレてしまったんですね。
検査が入った時のAさんの焦った顔が今でも忘れられません。
僕が帰った後に厳しい追及があったことでしょう。
当然、別れの挨拶もなく、Aさんは次の日から2度と出社してくることはありませんでした。
悲惨な末路2
別の先輩Bさんは勤続10年でしたが、なかなか結果が出せていない方でした。
仕事は辛そうでしたが、特に転職する気はないらしく、黙々と日々の業務を行っていました。
ですが、とうとう会社側から見切りをつけられて、自主退職に追い込まれる形でひっそりと辞めていきました。
やはり挨拶はなし。
自主退職扱いにされたことで、10年勤続にも関わらず退職金は出なかったようです。
本当にやるせない。
悲惨な末路3
その他、1ヶ月も経たずに辞めていくような方たちが多数でした。
その背景として、
・元引きこもり
・20代後半職歴なし
・50代で転職
といった経歴の方が多かったように思います。
職場の他のメンバーの嘲笑の対象になり易く、卑屈な方が多い。
見ていて悲惨です。
そんな人が7人に1人もいる社会って、どうなの?
そりゃあ先行きも不安になるよ。
人間って汚い
なんでこんなとりとめもない記事になるかって?
夜更かしして闇金ウシジマくん読んでるから!
全話一貫して胸クソなのに、ついつい読む手が止まらなくなってしまう。
なんなんだろう、この感覚。
他人の不幸は蜜の味、を漫画で楽しんでいる感じ?
なんとも心の汚い話ですが、ちょっと気分が後向きな時は、そんな娯楽も悪くないかもしれません。