「自分を成長させるために挑戦する」
そういった類の想いを持ったことがあるでしょうか。
僕はあります。
ですが、正直今はこういった表現が苦手です。
なぜこんな心境の変化があったのか、まとめてみたいと思います。
そんな目的で続けられる?
何かに本気で取組もうとした時、それを楽しんで続けられているうちは全く問題ありません。
ですが、どんなに好きでやっていることでも、「続けるのがつらい」「やめてしまいたい」と思う瞬間は訪れると思うのです。
そんな時、「いやいや、自分を成長させるためにこんなところで挫折なんかしない!」
と、自分を奮い立たせることができる人は果たしてどれぐらいいるのでしょうか?
もちろん、そうやって挫折に立ち向かえるストイックな人もいるでしょう。
僕はそんな人を心から尊敬します。
ですが、僕みたいな根性なしは
「えー、別に成長なんかしなくても死なないし・・・」という考えに流されて挫折してしまうんです。
自己成長を目的にするとどうなるか?例を挙げます。
文章力を上げたい(=自分を成長させたい)という人がいたとします。
長年に渡る努力の末、飛躍的に文章力を上げることに成功しました。(文章力をはかる指標がなんなのか分かりませんが)
そこで「よし、こんなに文章力上がった俺すごい!」って満足できる人っていませんよね。
大事なのはその先。
「文章力が上がったから多くの人を楽しませることができるようになった」とか、
「文章力が上がったから自分の考えを正確に伝えられるようになった」とか、
それこそが求めていた成果だと思うんです。
つまり、成長することが目的なのではなく、成長した先に得られる結果こそが目的であるということ。
「自分を成長させるために挑戦する」の目的
ここで冒頭で挙げた「自分を成長させるために挑戦する」の話に戻ります。
ここまでの流れで分かるかと思いますが、「成長」が目的に据えられていますよね。
それって違うよな、と根性のない僕は思ってしまうわけです。
皆さんはどうでしょうか?
いずれにしても、何かを継続していく上で大切なのは
よりモチベーションを保つことができる目的を設定することだと思います。