日々の活動の記録と、その分析をする習慣はぜひ身に着けておくべきです。
今後より良く生きていきたいなら、現状の把握が欠かせません。
自分の現状って、分かっているようで実は分かっていませんからね。
頭の中で考えているだけだと尚更です。
例えばある料理のレシピを教えてもらったとしましょう。
メモを取らずに、いざその料理を作ってくださいと言われた時、作ることができるでしょうか。
よほどの記憶力の持ち主でない限り無理だと思います。
また、レシピのメモを取っていたとしても、その料理を今後一切作る機会がないのだとしたらどうでしょうか。
せっかくのレシピもただの紙切れと化してしまいます。
人生にも同じことが言えると思います。
せっかくの貴重な体験も、なんの記録もしていなければ得られる経験値が半減してしまうし、記録を取っていたとしても、その記録を分析して何らかの行動に反映させないと意味は薄い。
だからこそ、日々の行動と思考を記録し、後から見直し、これは良くないと感じた部分を軌道修正していくことが大切だと思うんです。
こう書くとハードルが高いように感じますが、そんなに難しく考える必要はなくて
(むしろ難しく考えてると習慣化できない)
旅行に行ったときに写真を撮るような感覚を日常生活にも持ち込むようなイメージです。
旅行先で写真を撮りたくなるのってレアな体験を記録に残すためにやっているんだから、普段の生活に対しても同じことができるはず。
今日という日は二度とやってこないんだから。
記録の方法はなんでもいいと思います。
ノートに日記をつけてもいいし、Evernoteに行動の記録を取るだけでもいい。もちろんブログでも。
記録の内容もなんでもいい。
全ての行動、思考を記録できるのが理想だけど、
まずはその日食べたものだけ
就寝した時間だけ
嬉しかったことだけ
とか。これも負担に感じない範囲でやればいい。
とにかく自分が負担に思わないラインを見つけて継続すること。
だから、まずは記録したデータの分析は横に置いといて、記録を取ることだけに集中することです。
記録を取ることに慣れる頃には、分析ができるぐらいの情報を蓄積できるはずですから、
そこから記録と分析をセットで行うことを取り入れるようにします。
中には活かす機会のないような記録も出てきますが、そんなデータも自分が生きた証。
後から見返すだけでも楽しいし、どんどん残していくべきです。
思わぬ発見がきっとあります。