サバイバル漫画概要
サバイバル漫画とは。
極限状態の中で生き残りをかけた戦いが行われる漫画全般を指します。
代表的なものだとゾンビ物なんかがそうですね。
心が荒んでいるのか、僕はこのジャンルの漫画が大好物で、ひたすらこのジャンルだけを読み漁ったりしています。
で、数あるサバイバル物の漫画を読む内に、アツい展開になる黄金パターンが見えてきた気がします。
つまり、この要素を満たしているサバイバル漫画にハズレなし!
今回は理想のサバイバル漫画像について語ります。
サバイバル漫画を面白くする要素たち
要素1:主人公が特殊能力を持たない
シリーズによっては、特殊能力を持った集団の間でサバイバルが行われることがあります。これはこれで面白いのですが、サバイバル漫画の醍醐味は「何の特殊能力もない主人公が、運と知略でピンチを切り抜ける」ことだと思います。
だって、「炎を操れる」とか「相手の気配を察知できる」とか、主人公がそんな能力持ってたら、「なんとかなるんじゃね?」って思ってしまうんですよね。
まあ、その場合は敵はさらにチートな能力を持っている設定になるんでしょうけど、そもそも特殊能力があるっていう設定の時点で主人公に感情移入しにくくなってしまう。
感情移入できた方が臨場感を楽しめますから、やっぱり特殊能力がない世界観の方がいいなあ、と思うのです。
要素2:籠城戦が描かれている
敵に包囲されて籠城するシーン。
これは鉄板です。食料の危機に関する描写などもあると、緊迫感が出てなお良しです。
- どうやって内部に侵入されるのを防ぐのか?
- いつまでここで籠城できるのか?
- バリケードが破られた場合の対策は?
などの駆け引きがアツいですね。
そういう意味では、進撃の巨人などはこの要素を満たしています。
ちなみに、時代小説でも籠城するシーンが好きです。
こちらもやはり
- (攻め手側)持久戦になった場合、兵士の士気をどう維持するのか?
- (攻め手側)強行突破しようとした時の被害はどれぐらいになるか?
- (籠城側)持久戦に持ち込むか、和平を申し入れるか?
- (籠城側)援軍のアテはあるのか?
といった駆け引きがアツいですね
要素3:意外な裏切り
「生き残るためならなんでもする」というキャラクターはほぼ間違いなく登場します。そして、そういうキャラが裏切りを起こしたりするわけですね。
ですが、面白いのは「え、このキャラが?」って言いたくなるような奴の意外な裏切りです。
キーとなるキャラが裏切る場面がストーリーを急展開させる場合も多く、盛り上がりもひとしおです。
要素4:救いがない
数々の危機を乗り越えて、危機的な状況からの脱出まであと一歩。
でも、最後は・・・。
これもサバイバル物の醍醐味です。
王道な漫画と比べて、ハッピーエンド率が低い。
読後感は良くないんだけど、独特の味わいがあるのは確か。
あー、でも難しいな。感情移入するほど主人公には助かってほしいって気持ちで読んじゃうんですよね。
とはいえ、やっぱりバッドエンドもサバイバル物ならではの魅力です。
まとめ
身も蓋もないことを言うと、常にギリギリのラインで生き残る展開ならなんでもいい。
いや、言い過ぎました。やっぱり上で挙げたような細かい描写が作品の魅力です。
最近読んだ中でこの辺りの要素を高いレベルで満たしていたのは「アイアムアヒーロー」ですね。
おすすめです!
また、今まで読んだ作品をこちらでまとめています。参考までに。
バトルロワイヤル好きな人におすすめ!サバイバル漫画12選(グロ度評価あり) - かつおログ
余談ですが、小説だと殺人が起きるミステリーものばかり読んでいます。
やっぱり心が荒んでる?