かつおログ

「経験をカタチに」をテーマに、日々の行動・思考を記録、分析、活用し、より良く生きるための方法を考察します。

彼女のスマホを盗み見て、僕は本当に大切なものを知ることができた

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恋人の携帯を勝手に覗き見ることは、とても擁護できたものではない卑劣な行為でしょう。

プライバシーの侵害によって、下手すれば法律上の罪に問われる可能性だってあります。

bengoshihoken-mikata.jp


 この記事を見ると、

男性で約2割、女性で3割と、それなりの割合の人が恋人の携帯を無断で覗き見た経験があるようです。

 

 恥ずかしながら、僕にも経験があります。

別に浮気を疑うといった気持ちはさらさらなく、単なる好奇心だったのですが、愚かなことをしたものです。

 

ただ、そこで僕は全く予想していなかった大切なことに気付くことができました。

 

この記事は決して恋人の携帯を盗み見ることを推奨する意図はありませんが、僕が彼女のスマホを盗み見て気付いた大切なことについてお話させてください。

 

彼女と僕と共通の友人

僕が大学生の時の話です。

あるサークルで当時一番の友人と、後に彼女になる女の子と出会いました。

仲良し三人組的な感じです(ドロドロした話にはなりません)

 

高校までは全く部活をやってこなかった僕ですが、そのサークルには心から熱中していました。

今思うと、四六時中と言っていいほどサークルメンバーと一緒に過ごすような環境と、体育会系的なノリのある雰囲気に馴染めた自分に驚いていますが、今でもたまにこの頃に戻りたいと思えるぐらい充実した日々を送っていました。

 

しかし、時が経つほど40年以上も前のOBが活動に関与してくる息苦しさや、実力主義の世界、サークルの運営を効率的に行っていくための論理的な思考の必要性など、自分に合わない要素の多さに辟易としてきます。

 

メンバーも1年で半分以上が辞めていきました。

そんな中、人を意のままに動かす術に長けた友人は頭角を現す一方、僕のサークル内の評価は下がっていくばかり。

 

友人は僕と一緒に活動をしていきたいようでしたが、僕はだんだんこのサークルを続ける意味を見出せなくなってきていました。

 

脱退は「裏切り」

怖いことに、サークルを抜けることは「裏切り」を意味し、今後一切のサークル活動や、メンバーへの接触を禁止されます。(主に上回生から)

 

その時既に付き合い始めていた彼女がサークルを辞めてしまい、僕の気持ちはさらに揺らいでいきました。

 

常に監視されるわけでもないので、彼女がサークルを辞めた後もこっそり会ってはいたのですが、なんとも息苦しい。

 

後輩が入ってきてプレッシャーが重くなったことをきっかけに、僕もとうとうサークルを辞めてしまいました。

 

友人を裏切った後悔

辞める時、仲間の誰よりも友人には泣きながら引き留められました。

一番信頼しているのは君だから、4年間一緒にサークル仲間として活動をやり遂げてほしい、と。

 

でも、疲れ切っていた僕に彼の言葉は届きませんでした。

 

彼の信頼を裏切ってしまったこと、今でもとても後悔しています。

 

彼とはそれきり・・・と言うわけではなく、その後も大学を卒業するまで週に2、3回は一緒に遊ぶほどの仲でした。

 

気まずくはありませんでした。

2人で旅行に行ったり、ゲームをしたり、釣りをしたり、オリジナルのすごろくを作って遊んだり、カラオケに行ったり・・・

 

あの日泣いていたのが噓だったかのように、沢山笑いました。

サークルを辞めた後の彼と遊んだ時間は、人生の中でもとびっきりの思い出です。

 

でも、僕も(たぶん、彼も)いつも感じてました。

仲間じゃなくて友達になってしまったことの寂しさを。

 

彼女の携帯を盗み見た

さて、ずいぶん前置きが長くなっていますが、ここから彼女のスマホを盗み見た話。

 

サークルを辞めた後、友人と過ごす一方、もちろん彼女とも会っていました。

ただ、今までサークルに全てを捧げて来た大学生活。

 

それを失った反動は大きく、僕は傍から見ると魂の抜けたような感じになっていたと思います。

 

彼女のスマホを盗み見たのはそんな時でした。

動機はただの好奇心です。

 

ふと、メールを開くと、例の友人とのやり取りが見つかりました。

これを見た時の衝撃は今でも忘れられません。

 

本当に大切なもの

メールの内容は

 

彼女「最近、かつお君(僕)がおかしいよ。サークルやってた時とは別人みたいにぼんやりしててさ。私のせいかな。もう別れた方がいいかなあ?」

 

 

友人「は?かつおがおかしくなったんじゃなくて、お前がかつおをおかしくしたんだよ!

おかしくなったから、どうにかしたいって相談なら分かるけど、おかしくなったら『はい、さようなら』って都合良すぎるだろ」

 

こんな感じのやり取りだったと記憶しています。

 

僕が彼女のスマホを盗み見て知ったこと・・・それは、友人の大切さです。

 

このメールから、本当に自分のことを想ってくれる人がいることのありがたさに気付きました。

 

表面上楽しく過ごしていましたが、やはり彼は僕の裏切りに対して心を痛めていて、それを彼女のせいだと思っていたようです。

 

個人的には、彼女のことがなくてもいずれサークルを辞めていたと思うので、そこは否定しておきたかったですが、勝手にスマホを盗み見た手前、下手のことを言うわけにもいかず、今日まで自分の胸に留めてきました。

 

あえて言いますが、僕は今でも、この時彼女のスマホを盗み見て良かったと思っています。

 

その後

友人とは大学を卒業して以来、連絡を取っていません。

彼女とは在学中に別れて、その後連絡を取っていません。

 

当時は漠然と一生続く関係なんだろうな、と思っていましたが、人生は分からないものですね。

 

もし、あの時サークルを続けていたら・・・なんて今でも想像しますが、この時サークルを辞めなければあり得なかった出会いも経験しましたし、なるようになっています。

 

さいごに

人を操ることが得意なだけでなく、学業も、ゲームも滅茶苦茶強い友人で、隣にいるといつも劣等感を煽られていました。

 

それでもやっぱり、もう一度会ってみたいですね・・・

 

タイトルに反して、友人が主役で彼女は完全に脇役な話でした。

 

以上です。

 

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