かつおログ

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

かつおログ

「経験をカタチに」をテーマに、日々の行動・思考を記録、分析、活用し、より良く生きるための方法を考察します。

「仲間」と「友達」の違い、説明できますか?ワンピースを例にして分かりやすくまとめます

Hatena Feedly

f:id:Katsuox:20170222224544j:plain

よく混同されがちな「仲間」と「友達」ですが、これらは似て非なるものです。

 

あなたはこの違いを説明できるでしょうか?

 

今回は人気漫画のワンピースを例に挙げて「仲間」と「友達」の違いをはっきりさせようと思います。

 

ワンピースにおける「仲間」

ワンピースを読んだことがある方なら分かると思いますが、「仲間」という言葉が非常によく使われています。

 

ぱっと思いつくだけでも

 

「俺たちの命くらい一緒にかけてみろ!!仲間だろうが!」

 モンキー・D・ルフィ(ジャンプコミックス18巻)

 

「いつかまた会えたら!!もう一度仲間と呼んでくれますか!?」 

ネフェルタリ・ビビ(ジャンプコミックス23巻)

 

「おれの仲間は…誰一人……!!死んでもやらん!!」 

 モンキー・D・ルフィ(ジャンプコミックス33巻)

 

「いつか必ず!お前を守ってくれる”仲間”が現れる!!この世に生まれて一人ぼっちなんて事は絶対にないんだで!!」

ハグワール・D・サウロ(ジャンプコミックス41巻) 

 

「今更みっともねェんだけども!! おれ゛一味をやめるって言ったけど!!
アレ・・・!! 取り消すわ゛けにはいかねェがなァー!! ダメ゛かな゛ー!
・・・頼むからよ お前らと一緒にいさせてくれェ!! もう一度・・・!! おれを仲間に入れてくれ゛ェ!!」 

ウソップ(ジャンプコミックス45巻)

 

挙げればキリがないのでこの辺で。

コミックス一冊でも開けば「仲間」という言葉が出てこない巻はないのでは?というぐらい沢山使われています。

 

ワンピースにおける「友達」

一方、「友達」という言葉も使われてはいますが、「仲間」と比べて圧倒的に使われる頻度が少ないことに注目です。

 

実際に使われているのは例えば以下のようなシーン

 

「命を賭けて友達(ダチ)を迎えに行く友達(ダチ)を…見捨てておめェら明日食うメシが美味ェかよ!!」

ボン・クレー(ジャンプコミックス23巻)

 

コビーは友達だけど…もっとチビのコビーしか知らねェぞ おれは」

モンキー・D・ルフィ(ジャンプコミックス45巻) 

 

他にもいくらかあるでしょうが、すぐ思い付くのはこの辺り。

 

なぜここまで使われる回数が少ないのか?

恐らく作者の尾田さんも意図的に使い分けているのだと思います。

 

いったいどういう基準で使い分けているのでしょうか?

 

「仲間」と「友達」が使われる相手に注目

ここまで例を挙げてきましたが、重要なのは「仲間」や「友達」という言葉が使われている対象(相手)です。

 

「仲間」という言葉は麦わらの一味内部で使われる頻度が最も高く、その他には例えばビビなどの長い間一味と行動を共にしたメンバーに対して使われています。

 

一方、「友達」という言葉は前述した例だとボン・クレーとコビー。つまり、一味とは余り関係のない登場人物との間で使われています。

 

前者と後者は何によって区別されているのか?

 

仲良しの度合いの大きさ?

一緒にいた時間の長さ?

 

そんな曖昧な基準ではありません。

 

答えは利害が一致しているかどうかです。

 

つまり、利害関係が一致している間柄が仲間。それ以外の仲良しが友達です。

 

これが結論ですが、もう少し掘り下げていきます。

 

利害関係の一致とは?

かたや海賊王になるため

かたや世界一の大剣豪になるため

かたや世界中の海図を描くため

かたや勇敢な海の戦士になるため

かたやオールブルーを見つけるため

・・・

 

・・・

 

などなど、麦わらの一味は各個人に夢を持っているわけですが、それを叶えるために一味として航海を続けることで互いに利益がある(利害が一致する)と判断しているから「仲間」として協力し合っているわけです。

 

しかし、「友達」は違います。

 

特にコビーが分かりやすい例ですが、ルフィとコビーは海賊と海軍と言う敵対勢力の関係にあるわけで、利害関係は一致していません。

 

だから、いくら仲が良くても「仲間」にはなれず、「友達」というカテゴリに入るわけです。

 

ボン・クレーに関しては一時的に海軍の包囲網を破るために共闘したり、インペルダウンからの脱獄という共通の目的のもと力を合わせたりはしていますが、あくまで一時的。

 

長期的に共有している目的がない(=利害関係が発生していない)ため「仲間」扱いにはなりません。

 

「友達」関係が馴れ合いになりやすい理由

このことから「友達」関係が馴れ合いになり易い理由も説明できます。

 

「仲間」は利害関係が一致しているという性質上、なんらかの利益を求めて互いが力を合わせる必要があります。

 

失敗すれば互いに害を被るわけですから、下手に手を抜くわけにはいきません。

だから、馴れ合っている場合ではなくなります。

 

しかし、利害関係を共有していない「友達」の間では特に成果を上げる必要がないので、馴れ合いの関係になり易くなります。

 

結論

  • 仲間とは利害関係が一致している間柄に対して使われる
  • 友達は利害関係を共有していない仲良しの間柄に対して使われる

 

現実世界でもそうですよね。

「仕事仲間」という言葉は仕事を通して利害関係が発生しているからこそ「仲間」という言葉が使われます。

 

一方、たまに集まって飲み会をする昔の同級生は「友達」と呼びませんか?

これはもちろん、利害関係を気にすることなく集まれるからです。

 

「仲間」の方が優れた関係

「友達」の方が優れた関係

 

という話ではなく、どちらにも良さがあります。

どちらの関係もバランスよく築いていきたいですね。

 

以上!

かつおログに対するご意見はこちらから

かつおログへのお問合せについて - かつおログ